思い出の恋が胸からこぼれ

夏の終わりを切なくさせる

あの時の二人は

どこまでも純愛だったね


語りながら二人 波を見つめ

やがてくる終わりを憂う

その時の二人は

どこまでも優しくなれたね


砂浜を車へと歩く二人はまるで

永遠の約束した恋人のように


夏の夜の月はまるで二人の

恋の終わりを知っていたように

サヨナラを告げたあとは

雲に隠れて消えた


激しく愛して泣いて

二人の夏は去っていく

お互いに巡り合えた人だと

思っていたのに

花火のように儚く咲いた

あの日の夏の恋
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