結構秀逸である。

1969年9月、連邦内閣の委託を受け、司法警察省がスイス国内の全世帯に無料配布した。
その目的は主に2つ。国民に武力攻撃から身を守る備えをさせること。そしてもう1つは、国内に潜む共産勢力への警戒を高めることだった。
まあ、冷戦時はそんなもんだ。

そしてこれを模した東京防災という冊子もある。

「東京防災」は主に災害が起こった際の身の守り方、

負傷者の手当て、簡易トイレの作り方などを図入りで詳しく紹介。

家族の人数に応じた備蓄品の量にも触れている。

テロや武力攻撃が起こった際の対応も指南している。

ただ、

スイス版で重きが置かれた「内敵の脅威」は、東京版にはないんだと。

実は、

この内敵の脅威が今一番大事。

そして、

ひょっとしたら最終段階の、

国民が無抵抗で腑抜けになった時大量の移民て所に入っているかも知れない。

ちょっと知ろうじゃないか。