12月29日(続き)
昼から夕方にかけて、ひたすら腸炎の治療や血圧安定の為の処置が行われた。
しかし夕方になっても炎症反応が上がっておらず「腸炎でないのでは?」という可能性が浮上してきた。
そこでCTを撮る事になり、小腸の大部分と大腸の一部に血液が通っていない事が判明(絞扼性イレウス)。緊急手術となった。
イレウスの中でも1番危険性の高い絞扼性。どれだけ早く発見して手術するかが重要となる。
困った事にイレウスはレントゲンでは判明できないらしい。次女もレントゲンは急変してから何度も撮っていたがCTは体への負担がある(造影剤の投与など)為に撮っていなかった。
結果論にはなってしまうが、もっと早くにCTを撮れていれば今とは違った結果になっていたのではと悔やまれる。
手術は12月29日の21:30から始まり5時間近くかかった。イレウスにより完全に壊死していた小腸は切除された。ただ小腸の始まりから約30センチと終わりの約40センチはまだ色が綺麗だったので機能的にも期待が持てるそう。途中の約50センチは残せるかどうかグレーゾーンだった為、期待を込めて残しており近日中に再手術をして残すか取るか決める事となった。
大腸に関してはCTでは写っていない箇所もあったが実際はダメージは無くそのまま残せる事になった。
手術後すぐに面会した時はパンパンだったお腹は少し萎んだ気がした。血色も良くなっていた。たくさんのチューブや機械に繋がれた姿は可哀想で仕方なかったが、命が助かるかどうかも保障できない状況で、ただ生きていてくれただけで安心して涙が出てきた。