きのーばあちゃん家とまった


ばあちゃ家は基本的に何もない。

携帯をみようとおもわないし、
テレビをみようともならない。


ただただ時計の音がきこえるだけ



暖房はないからお湯をわかして部屋を暖めたり
服をたくさん着たり
お風呂はスゴク寒かったり


そんな家にばあちゃんは一人で
暮らしている。



私がインドネシアやベトナムに行った時に
とても憧れを抱いた
シンプルな暮らし、何もないから
人との繋がりを大切にできる暮らし
ただシンプルに生きるための活動、
生活を営むということ


でも、もしそこに一人で暮らして
いたとすれば、そこにはいつも孤独が
あるのではないだろうか。


家にいくとすごくもてなしてくれる。
たまに  もういいって。と言ってしまうくらい。


でも一人でいるばあちゃんにとって、
私や家族が家に来ることはきっと
ビックイベントなんだとおもう。




足も悪いから気軽に出掛けることも出来ず
人が来るまでただ、家にいる。
一人だから家事もすくない。
目も悪いから本も読めない


あんなに静かな夜を、ばあちゃんが毎日
すごしているのだとおもうと、
涙がでてきた。


私が憧れを抱いた暮らしは、
家族ありきのものなんだと気付いた。


一人なら、きっと寂しい。




これから、頻繁にばあちゃん家にいこう。



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