塾では教えてくれない!
個性タイプ別サポートで
子供が自ら動き出し偏差値10上がるサポート法
中学受験ママ力開花アカデミー 井上晴美です。
実は何年か前のこの日
一番娘に感動し感謝したことがあります。
今日はそのことを書かせてください。
中学受験の感動といったら
第一志望に受かることと思いますよね。
でも私は娘が桜蔭に受かったことより
感動したことがありました。
9年前の1月校の受験日
私にとっても初めての中学受験。
1時間前に着くように
地図もしっかり持って出発しました。
だけど
予想外の通勤ラッシュ!
おしくらまんじゅうのように
ギュウギュウ押され娘が
酔って吐いてしまったんです。
もう気が動転してパニック!
慌てて片付け、ハッと気が付けば
電車は目的の駅を過ぎ、
降りたくても通勤電車は次の駅が遠い!
やっと降り立ったものの
気が動転したままの状態。
慌てて乗った折り返しの電車は
通勤快速・・・
出発の駅まで戻され
待てど暮らせど、
目的の駅に止まる電車がこない・・・
1時間で余裕のつもりが
最寄駅に着いたのは5分前。
さて地図を見て!
指定のルートではなく
地図で見て近いルートを急ぎました。
それがね
また間違いだったんです。
近いルートは裏口で返って遠回り。
走ってはぁはぁ言いながら
試験場に着いたのはギッリギリ・・・
いえ過ぎていたかも・・・
それくらい時間を見る余裕さえなかった。
激励の先生が一人残って待っててくれましたが
激励を受ける暇もないほど
試験官の先生がお迎えにくる状態。
きっと試験会場では
みんな座り静まり返っていたはず、
そんな中入っていくのも恥ずかしかったと思います。
まして、説明も聞く暇なく試験開始。
動揺してもおかしくない状況ですよね。
ごめんね、ごめんねという母に
一言
「吐いてスッキリしたから大丈夫!」
と言って試験会場入って行った娘。
そこまでも
あれこれ戸惑い時間が迫るのに
娘は電車を間違えても、道を間違えても
一言の愚痴も文句も言わずにいました。
お母さん間違えたの?
もう間に合わないんじゃない?
遅れたら恥ずかしい。試験無理!
お母さんのせいだからね。
どれを言われても仕方ないのに・・・
試験の待ち時間。
私は
どんな思いして試験受けているんだろう。
と思い悩み。
朝からのことをずっと反省し続け、
娘に申し訳ないことをしたと
悔やんで過ごしました。
そして4時間後、
試験会場から出てきた娘。
色々謝らなきゃと思っている私に、
スッキリした顔で
「真っ白に燃え尽きるくらい頑張った!」
ただ一言それだけ。
娘がとても大きく見え
なんてすごい子なんだろう!
と感心しました。
くよくよしていた私より
ずっとしっかりしていたんです。
中学受験は志望校に合格することが
一番大切に思われがちだけど
私は、子供が成長できることが
一番素晴らしいと思っています。
受験という経験が子供を成長させてくれる。
頭だけじゃなく、心も体も成長する時期。
受験を通して、心と体も成長して欲しいですね。
子供のタイプを知って
子供に寄り添い、家族で楽しめる受験にするために
小さな一歩をお届けしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝を込めて。