[サロン運営と中学受験3]

 

 

 

とっっっっても大変だった次女の受験もようやく終わり....

 

やりたかった子育て応援の

アロマ、ハーブ、ネイルのサロン、スクールをオープン!

 

 

・・・年齢が近いこともあり、受験相談がいっぱい!
そこで週末限定でお客様のお子さんの個別指導教室も開いたり。

(受験でお世話になった家庭教師の先生に来ていただきました!)

 


お母さんのサポートができている実感で、

今までの経験も無駄じゃなかったと胸がジーーン...

 

 

 

 


そんな中、末っ子ちゃん(小4)から衝撃の一言....

「わたしも桜蔭行きたい...」

 

えええええええっ!!

 

またか...というよりは、末っ子ちゃんは甘えん坊のまだまだ幼い感じの子。

そもそも勉強なんか大嫌いじゃん!

 

 

おうちで猫ちゃんや、犬とのんびりしたり、

お庭の手入れや、お花の絵を描いたり・・・

お手伝いをよくしてくれる優しい子なので

そのままのんびり成長してくれれば良いと思っていました。

 

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中受をするにはあまりにも幼すぎる...

今迄の受験で精神年齢が幼い子には難関校どころか

受験自体厳しいと知っていたから

この子は高校受験だな...なんて思ってたくらい。

 

 

でも、お姉ちゃん2人とも同じ学校。

お揃いの制服で仲良く通学。

ケンカもあるけど、楽しそうに学校のこと話したり。

困ったらお互い助け合ったり。

 

 

 

そんなお姉ちゃんの姿を見てたら、自分だって行きなくなるよね...

それは痛いほどわかる。

でも、あの大変な戦いをさせるには、まだまだ不安...

あ〜〜もう!

私じゃ決められない!

 

ということでお父さんに最終意見を聞くことに...

まあ〜〜次女は長女のときに輪をかけて大変だったし!

今度こそ反対でしょ〜!

 

「本人がやりたいならいいんじゃない?」

 

えええええ〜〜〜〜!!?

 

結局、受験することに・・・

 

 

 

三女には緩い塾と思いましたが

塾も一緒が良いといい

 

 

入塾テスト受けて

ええっ!!入塾テスト関東最下位!!???

逆にすごいよアンタ...というか入れるの?

(お情けで入れました...)

 

 

 

三女はまた幼いだけじゃなくなかなかの天然。

お姉ちゃんを桜蔭に入れてくれた塾にさえ入れば

お姉ちゃんと同じ学校に行ける!と本気で思ってたり。

 

 

 

行かせてみたら・・・

この子はこの子でかなり辛抱強い。

あと頭のできは結構いい!

あのノホホンとネコを撫でてる末っ子ちゃんが結構頑張ってる!

そんな新しい我が子の姿が見つかって、なんだか嬉しい。

 

 

 

そんなこんなで粘り強く1年かけて成績はジワジワ上昇!!

このまま行けば桜蔭とはいかなくても、思ったほど絶望的じゃないかも!

希望の光が見えて来ていました。

 

 

 

ところが。

 

 

 

5年中ほどからどんどん成績が急降下!!

どうして?何が起きてるの?動揺する私。

 

あーでもないこーでもないと原因を探す日々。

 

 

そして、学校の運動会の大縄。

結構体の効くはずの彼女が転んだのを見た瞬間。

ある考えが私の脳裏をよぎりました。

 

 

もしかして...見えてない...?

 

 

そこで初めて視力が0.02に落ちていることに気づきました。

 

ということは。。。
半年以上黒板が見えていない状況だったってこと???

 

 

気付いた頃には一番下のクラス・・・

そりゃ黒板見えなきゃできるわけない...

 

どうして私が気づいてあげられなかったんだろう?

お仕事が忙しくないわけない。

でも、子供を見ていなかったつもりはなかった。

できるだけ見ていたつもりだった。

 

 

 

でも、上二人の時だったら絶対に気づけた...

そのくらい上二人の時は一緒だったから。

末っ子ちゃんへの申し訳なさと自分を責める気持ちが溢れ出てくる。

 

 

仕事と受験の両立。本当の難しさは、体力とか時間じゃない。

子供を観察する目が曇ることなんだと痛いほどわかりました。

 

 

 

とはいえ、

5年秋ごろには、偏差値30のどん底...

 

いやいや!これはさすがに受験無理じゃない?

 

私が悪かったという思いもあって、しっかり末っ子ちゃんと向き合って、

きちんとこのタイミングでこれからのことを話そうと決めました。

 

 

「今のままで中学受験は難しいと思う。高校受験にしよう?」

 

 

なんど話し合っても末っ子ちゃんの受験する意志は固く。

 

 

 

彼女の受験したい、はなんか次女のガッツとは違う...

現実が見えてないだけなんじゃないかな...

でも、それだけじゃない。

末っ子ちゃんは、本当に外に感情を出さない子でした。

どれほど悔しくても。

どれほど悲しくても。

 

 

 

でも。

彼女は人一倍、いや人の何倍も感受性が豊かで優しい子だと知っていました。

お姉ちゃんの誕生日になると、一生懸命考えてプレゼント選び。

自分がもらったものでも、お姉ちゃんが喜びそうだったら、シェアしちゃう。

 

 

この子は、内にすごいいろんな感情を秘めているんだな...

そう私は感じていました。

 

 

 

そして、今までなにかに対して執着を見せたことのないこの子が諦めない...

受験やめよう?と言っても、首を横に振るだけ。

本当に受験続けるの?と聞いても、うん、と小さく頷くだけ。

 

 

 

でも、この「うん」は、この子の心の奥の奥の奥底からの叫びだと思いました。

それなら私がなんとかするしかない。

 

 

ここで初めて私は腹をくくりました。

高校受験の方が...なんて、もう考えない!

 

いろいろな手を尽くし受験勉強を続けました。

 

 

お姉ちゃん2人に文字通り家庭教師をしてもらって。

家庭教師の先生をとにかくいい先生を探してつけて。

それでも足りないところは、都内最高の先生に個別してもらって。

 

考えられる手は全部打ちました。

 

 

でも、あののんびり屋さんの末っ子ちゃん。

 受験の勉強は大嫌い!

 成長期真っ只中でとにかく眠い!

 

クラスの上がり方もゆっくりじわじわ〜

 

 

 

末っ子にはもう一つの問題がありました。

 

 

習い事の先生に厳しく罵倒され続けたこと以来

本番になると、硬くこわばり、頭が真っ白になってしまう…

 

本人にはプラスの声がけをしていましたが、

今まで、どの発表会、大会でもビビリちゃん...

 

練習でできていたことができなくなる姿をずっと見てきました。

 

 

まして、目が悪く成績が落ちていってしまったことで

勉強に自信がなくなってしまっており

 

プラス思考に変えるのには長い時間が必要でした。

 

 

 

 

先生に本番に弱いことを伝えて、

何があってもここだけは!の学校に受かるようにしてください!

とお願いしました。

 

 

 

そんな3女の受験本番。

案の定というか悪い予感が的中したというか。

埼玉校を次々落とし、前日の過去問90点取れていたよね!の学校も不合格...

がっかりを通り越して、ここまで本番弱いのか...という驚き。

 

2月校は家族全員覚悟して臨むことに・・・

 

 

 

お姉ちゃんと同じ学校をどうしても受験したかった1日。

桜蔭に向かう末っ子ちゃんを見て。

心の底から頑張れ...って。

受かるわけないんだけど。

悔いが残らないようにって。

 

桜蔭は当然不合格

2日白百合も不合格

 

正直、思っていた試合展開。

この結果で焦ることはなかったけれど、

むしろ明日の学習院はドキドキ

私の中での勝負所でした。

 

そして3日G女子・・・

試験にも慣れたのか表情が柔らかい末っ子ちゃん。

おっ!これならイケるかも!

面接でも積極的に話す姿。

ここで親として娘の成長に...

と言いたいところだったんだけど。

これがまた別人じゃないかというくらいペラペラしゃべるもので。

ちょっと可笑しくなってしまいました。

 

3日G女子、4日明の星女子合格 

 

 

 

受験する前は絶対桜蔭!だった末っ子ちゃん。

受験で実際に行ってみたらG女子に行きたい!と感じたようで

G女子の試験は本気!だったみたい...(全部本気でお願いします...)

 

 

 

今、通っている末っ子ちゃんを見ると...

勉強嫌いだったあの子が先生に質問して

先生から課題をもらってウンウン考えたり。

所変われば品変わるなんていうけど、ここまで変わるんだって感動!!

 

 

 

 

 

 

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幼い末っ子ちゃんに最高の環境の学校にご縁があって何よりと感謝する毎日。

受かった学校が運命の学校。

今の娘に一番いい学校なんだ。

当たり前のようで、中受だと忘れてしまいがちなこのこと。

末っ子ちゃんは、一番大事なことを教えてくれました。

現実をきちんと見ること。そしてそれをポジティブに捉えること。

 

 

 

3人の娘は三者三様に私にいろんなものを教えて、見せてくれました。

 

 

思えば、特に中学受験を意識せずに育てた娘たち

公立でのんびり、スポーツや外遊びなどゆるゆる生活していた我が家

 

 

 

それぞれスタート状況、性格、能力、本番力も違い

それをカバーする形での受験となりました。

 

 

 

タイプの違う受験に関わったことで、

いろいろな塾のことや家庭教師の状況

塾の先生との関わり方が身につきました。

どのように利用するか

そして一生懸命すぎたことで見えていなかったことも

見えるようになりました。

 

 

 

娘の受験で商社人事時代のコーチングや、マネージメントを使っていたこと
個性を掴むことでそれぞれに対応したサポートができていたこと
人に動いてもらうためのコミュニケーションを高めようとしていたこと
本番で力を出すためのメンタルサポートなど



お母さんの力が受験において大きな力となるとあらためて気づき
お母さん力コンサルタントとしてサポートすることにしました。

 

 

基本はその子らしく!

どんな状況のスタートでも

お母さんのサポートで伸ばすことができると信じ

自分の子供にあったonly oneな受験のための

お母さん力を持っていただけたらと思います。