3月13日(金曜日)

今日も寒い。氷が張ることはなかったが、手袋の中の指先が痛いほどの冷えだった。日中も日差しがなく、冬の気温が続く予報だ。家の中に縮こまっている姿が浮かんでくる。そんな一日になりそうだ。

明日からは、ようやく春ですよ、一週間もすると、桜の開花があちこちから聞こえてくるという。

今年も味噌の仕込みを終え、例年のように、一年の農作業歴が、忙しく動き出す、ということはなくなった。米つくりをやめて、二年目だ。田畑に出ることはなくても、種籾の準備は、消毒、浸種と冷たい水を使う作業が、二月には始めていた。その米にかかわる作業一切がなくなったことで、暦には大きな穴が開いてしまった。野菜だけの苗作りだけでは、間が抜けたようで、いまいち気が入らない。どちらかというと気合を架けながら動くたちだったようで、身体もしゃきっとしない。

二月の下旬は、雨も適度に降ってくれたし、気温も高めだった。生き返ったような野菜たちは、種を残す生育に切り替えた。ダイコンや白菜、一斉に黨立ちを迎え、つぼみをつけて立ち上がった。白や黄色の花をちらほら。そんなつぼみの(菜の花)は、それぞれに、ダイコンなりの、ハクサイなりの味がして、楽しめる。

今は、寒の戻りか寒い中、11日には今年の鶏の雛たちが到着した。しばらくは、小さな命たちと向き合う、気を抜けない日が続くが、これからの暖かさは、ほっとさせてくれる。

桜、花見と浮かれることはないが、私たちの春の喜びがやってきた。