実はノリちゃんが言っていた、男のチ●コを女のお尻の穴に入れると、女は男の奴隷になっちゃうという話ですが、当時、女性器についての知識が全くなかった小学4年の私は、お尻の穴というのは肛門の事だと思っていたのです。

 私は一人でお風呂に入る時に、自分のお尻の穴に指を突っ込もうと、もぞもぞとやってみましたが、なかなか入りませんでした。
 大人になると入るようになるのか?あるいは、指ではなく、チ●コならばスルッと入るのかとも思っていました。
 かといって、自分のチ●コを自分の肛門に入れられるほど長くないし、ノリちゃんに頼んで入れてもらったら、、、、そんなことをしたら、自分はノリちゃんのモノになってしまうのか?そんなことを想像してみたら、ものすごく興奮してしまいました。

 ・・・・・ノリちゃんは、嫌がる僕を裸にして、むりやりお尻の穴にチ●コを入れようとします。
 「ノリちゃん、あぁ、やめて、やめて、僕は、僕は・・・・」
 僕は気を失い、一瞬後に、ショッカーに洗脳されたみたいに、目の上を青く塗られて、
 「僕の心と身体は、ノリちゃんのモノです」
 と、ぼぉっとした表情で言うのです。

 私の妄想には、正義の味方の戦隊の、紅一点の女子隊員が、悪の軍団に連れ去られ、催眠術を掛けられて、その後、お尻に悪の首領のチ●コを入れられて、悪の手先になってしまうというストーリーが加わりました。そんな妄想をして一人で悦に入っていたのです。

 



 あの頃、昭和40年代は今より確実に寒かったと思います。
冬休みの宿題に、バケツに水を張って、翌朝凍った様子を観察しましょうというものがあったくらいで、冬の夜はバケツの水が氷るのが当たり前だったくらいです。

 ノリちゃんの家には電気の炬燵がありました。お母さんが仕事で留守にしている間に、石油やガスのストーブだと危ないと心配してのことでしょう?
 そんな冬のある日、私とノリちゃんは炬燵にあたってマンガを読んでいました。
 当時の少年マガジンには「巨人の星」や「あしたのジョー」、「墓場の鬼太郎」「天才バカボン」などが掲載され、子供たちはみんなワクワクして読んでました。でも私の家では買ってもらえなかったので、ノリちゃんの家で読ませてもらっていたのです。

 ノリちゃんも違うマンガを読んだり、また映画のプログラムを見たりしています。
 そして怪獣大戦争のX星人役の水野久美さんの写真を見ては、
 「この人、ハルちゃんの母ちゃんに似ているよな」
 と言いながら、炬燵の中で手をもぞもぞさせてチ●コを弄っています。
 以前も言われたことですが、
 「そんなことないよ」
 私は口ではそう否定しましたが、昔、夜の仕事に行っていた頃の、お化粧をした母に似ているとは思っていました。
 「ハルちゃんも、母ちゃんに似ているから、お化粧したら、この人みたいになるかな?」
 ノリちゃんはそう言ってまじまじと僕の顔を見ました。
 「そんなに見るなよ、男が化粧するわけないじゃん」
 私はそう言って、顔を隠すつもりで、炬燵の中に顔を突っ込みます。

 当時の電気こたつは赤外線の可視光線が灯っていて、炬燵の中は真っ赤な世界です。
その真っ赤な炬燵の中で、ノリちゃんはやっぱりチ●コをさすっていました。
 それは以前、僕が高熱でうなされながら乗ったバスの中で、知らないおじさんに握られたように、親指と人差し指で輪っかを作ってチンコを囲み、前後にさすっているのです。
 ノリちゃんのチ●コは単一電池ぐらいの太さで、鉛筆ぐらいの長さがあり、根元には毛がぼうぼうと生えています。まるでお父さんのチ●コそのものです。

 「ノリちゃんの、デカいね」
 僕は炬燵から首を出してそう言うと、ノリちゃんはまんざらでもない顔で、
 「うん、チ●コがデカいと女にもてるんだって、母ちゃんが言ってたぞ、でっかいチ●コを女に入れると凄く気持ちよくて離れられなくなっちゃうんだって」
 と言います。
 「え~~、じゃあ僕なんか小さいし、柔らかいから女にもてないじゃん?、これじゃあ尻の穴になんか入るわけないもん。」
  僕はマジで絶望していました。一生結婚が出来ないかと。

 ノリちゃんはそんな僕を見て慰めてくれるように、
 「俺のだっていつもは小さいし柔らかいよ、こうやってしごくと硬くなるんだよ。やってやろうか」
 ノリちゃんはそう言って、座っている僕の後ろに廻って、肩越しに手を出して、僕のズボンに手を突っ込んで、僕のチ●コを掴みました。
 僕も初めは嫌がりましたが、途中からされるがままになり、ズボンを降ろされて、明るい部屋の中で自分のチ●コがノリちゃんにしごかれているのが見ていました

 「ノリちゃん、いいよ、やらなくていいって」
 僕はそう言って拒否するのですが、ノリちゃんは僕の言うことなど構わず、僕のチ●コを握り、上下にさすります。
 ところが5分ぐらいされるままにしていましたが、僕のチ●コは全然大きくなりません。
 「ノリちゃん、もういいよ、やっぱり僕はダメなんだよ」
 そんな弱音を吐くと、ノリちゃんは、
 「そんなことないよ、ちょっと待ってろ」
 そう言って炬燵の僕の正面に、アンヌ隊員やモルや水野久美さんの写真を並べて、
 「女の事考えるんだ、女のケツの穴にチ●コを突っ込んで、女を自分のモノにすることを考えて、」
 そう言うと、また僕の後ろにまわって、僕のチ●コをしごきます。

 目の前にはフランケンシュタインにやられそうで、顔をしかめる水野久美さんの写真があります。そしてマタンゴというキノコを食べてしまい、妖しく男を誘う濃い化粧の水野久美さんの写真も。
 その写真を見ていると、夜中に夜の仕事から帰ってきた時に、お客さんに抱きしめられ、嫌がっていた時の母の顔が浮かんできました。

 私はノリちゃんの言ったように、男にやられる女の事を考えます。

 あのまま僕が起きなかったら、お母さんはあの男にキスされて裸にされて、お尻の穴にチンコを入れられて、そして、そして、催眠術にかかったようにあの男のものになってしまい・・・
 私は途中から目を閉じてそんな妄想をしていました。

 そして、自分があの時の母だったら、そんなことを想像してしまいます。

というか、不思議なことですが、その時のお母さんの心とシンクロしてきたように感じたのです。
 僕が襖の向こうにいるのに、この男に抱きしめられ、キスをされて、頭がボーとなってゆく、子供をちゃんと育てなければいけないのに、意識が遠のく中で全身の感覚が鋭くなり、この男に、この快楽に身を任せ、子供のことより、この男を愛し、この男のモノになってしまいたくなる。

 そんなことを想像すると、不思議なことに、僕のチ●コは見る見る大きくなり、硬くなってゆきます。それと同時に、なんだか、おしっこが出たくなるような変な感じになってきました。
 「ノリちゃん、大きくなってきたから、もういいよ。」
 私はノリちゃんに訴えました。
 「もう少し、もう少し」
 ノリちゃんは、わざとやっているのか、僕の言うことも聞かずに、ずっと僕のチ●コをしごき続けます。
 僕のチ●コはどんどん大きく硬くなり、頭はボーッとしてきて身体中の力が抜けてくるような感じがしました。
 「ノリちゃん、やめて、ノリちゃん」
 「ハルちゃん、かわいい、顔が、かわいい、困った顔が女の子みたい・・・」
 以前の痴漢にも言われたセリフですが、私は泣きべそをかきながらノリちゃんに助けを求めます。
 ノリちゃんは何かが乗り移ったかのように、私の言葉など無視して私のチンコをしごくのを止めません。
 僕は意識が遠のいてゆくのを感じながら、ノリちゃんの名前を何度も何度も叫びます。

 「ノリちゃん、ノリちゃん、あぁぁ、ノリちゃ~~ん」

 ノリちゃんは、僕のセーターをまくり上げて、下着の下に手を入れ、僕の胸を触ろうとしています。
 その手が僕の乳首に達したとき、
 「あっ、ああああ、ノリちゃ~~~ん」
 そう叫ぶとともに、私のチ●コから白い液がプシュッっと噴き出して、炬燵布団を汚してしまいました。

 私は何故か大声で泣きだしました。
 ノリちゃんは私の頭を自分の胸に押し付け、私はノリちゃんの胸の中で「エ~~ン、エ~~ン」と声を出して泣き続けました。
 ノリちゃんは私の肩を優しく抱き締めて、「大丈夫、大丈夫」と言って私を慰めてくれています。

 そんな状態が3分ぐらい続いた後、私は今起きた事の驚きを消化してノリちゃんの優しさを感じはじめていた時、
 ノリちゃんは私の顔を上に向けて、
 「ハルちゃん、可愛い」と言って、いきなり私の顔にキスをしてきました。
 私は何が起きたのかわからない状態で、身体から力が抜け、抵抗することも出来ずに、しばらくノリちゃんにされるがままになっていました。
 それは甘い経験ではなく、ノリちゃんがオッサン臭いと言われるように、まるでオジサンのような男の匂いがします。
 「ちょっと、ちょっと待ってよ、、、なんで」
 私はようやくノリちゃんから逃れて、立ち上がり、ズボンを履いて玄関に行き、ノリちゃんの言葉も聞かずに、ノリちゃんの家から走り去りました。
 とんなファーストキスでした。この日の官能的な思い出は、一生忘れることが出来ません。これがトラウマというものだったのでしょう。