今日もお疲れ様でしたo(^-^)o

掌蹠膿疱症の治療経過の記録としてブログを始めましたが、初めて聞く方も多いと思います。

私も診断されてから、分かったつもりでいたけれど…

備忘録として、まとめておきます。

※情報源は、主にインターネットです。研究等で実証されていたり、正確な文献等からの無いものも含まれていますので、ご了承下さい*












【掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)】

<原因>
はっきりした原因は不明。
しかし、自己免疫疾患※が関係する疾患であるいわれている。
ビタミンの一種であるビオチンの不足や喫煙との関連も指摘されている。

※自己免疫疾患とは、身体の中の免疫システムが、何らかの原因により、狂いが生じ自己と非自己の区別がつかなくなり、正常な細胞や組織を、本来は身体を守るべき免疫細胞が攻撃して、さまざまな症状が引き起こされる疾患。


症状が発症する引き金としては、以下の3つが多いと言われている。

①扁桃炎、副鼻腔炎、中耳炎、歯槽膿漏、虫歯等の疾患に多くみられるため、その原因となる菌(溶連菌など)による生体反応。

②歯を金属(例えばニッケル合金)等で治療している場合、金属アレルギーなど。

③タバコの吸い過ぎ等による咽頭炎、喉頭炎によるもの。しかし、扁桃切除や歯の金属を除去しても改善が見られない場合が多いです。また、掌蹠膿疱症の患者の多くが喫煙者だというデータも発表されている。









<症状>

膿が溜まった膿疱と呼ばれるブツブツが手のひらや足の裏に数多くみられる病気で、周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返す。





膿が溜まったブツブツの初期は、小さな水疱で、だんだんと黄色に変わる。出はじめはかゆみを伴い、その後はかさぶたとなって落ちる。

特徴としては、これらの膿が溜まったブツブツが混在した状態で繰り返す。

掌蹠膿疱症は、発疹の中の液体からはウイルスや細菌は見つからず、自己免疫(自分自身の組織に対して免疫が攻撃的に作用)が関係する疾患ではないかと推測されている。
そのため他人にうつることはない








<治療法>

細菌やウイルスが原因ではないため、抗生物質のような薬は効果がない。
炎症を抑える対症療法が主になる。








<似ている肌湿疹>
汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)

〇汗疱状湿疹

…主に水泡が指や手のひらに出ます。水泡の大きさは1ミリ程度かそれ以下が多い。
 その内部には汗が含まれており、水泡をつぶすと色は無色透明

〇掌蹠膿疱症

…手のひらや足の裏に水疱ができ、出来やすい水泡の大きさは、1~3ミリ程度。
 水泡には膿が溜まっているため、水疱をつぶすと黄色みがかった薄白い液が出てくる。









<関連する疾患>

〇SAPOH症候群

SAHOとは滑膜炎(Synovitis)、座瘡(Acne)、膿疱症(Pustulosis)、骨化症(Hyperostosis)、骨炎(Osteitis)の頭文字をとったもの。

掌蹠膿疱症患者の約1~3割に、関節症状がみられる。
関節炎先行型、皮膚症状先行型、関節炎・皮膚症状の同時発症型の3つに大きく分けられる。

<SAPOH症候群の症状>

〇前胸部痛及び腫脹、四肢の激しい関節痛、脊椎痛、鎖骨痛・腫脹・発赤などがあり、肩をすくませることが困難になることがある。

〇膝、足、手指、足趾、仙腸関節などの腱の付着部の痛みが出てくる。

〇掌蹠膿疱症、掌蹠膿疱症性乾癬、湿疹が特徴的な症状で、尋常性乾癬、膿疱性乾癬も多く診られ、皮膚と骨関節炎との密接な関連がある病気の集団。

この痛みは激しく、リウマチ科や整形外科の医師と連携して治療される事もある。







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掌蹠膿疱症、ざっくりこんな病気です。

私は非喫煙者なので、タバコやめたら治るって問題では無さそうです><

最初は、手の汗疱状湿疹が出てきて、いつの間にか掌蹠膿疱症に変わっていました。

また、アトピーもありもともと肌が敏感なため、乾燥傾向は強いと感じます。

SAPOH症候群は、発症していません。
こちらも、治療が難しそうな疾患ですね…。

ビオチンの不足との関連があると言われているので、補充療法をしています(自己流)p(^-^)q






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