次男のことで学校に呼び出され担任と話しました。


ものを盗んだこと、相手の子を深く傷つけたこと。もう繰り返さないために、相手の子がどう感じたかを教えるにはまだ難しい。だけどこう言うことをしたら嫌な思いをするんだという印象をつけるために強めにご家庭で叱責した方が良いと思うと。


私たちもそうするべきかとは思った。


暗い気持ちで帰ってから次男とそのほか子供達をあつめ今回のことを真剣に話した。そして次男をきつく叱った。

宿題の日記は今回のことに対する反省文を書かせた…



そのあと夫が遅めに帰ってきたため夫とも話をさせた。


その時に「相手の子が嫌いだったの?」「相手の子に何か言われた?」「相手の子のそれが欲しかったの?」といろいろ聞いたが「ううん」と。

最後に「相手の子に何かされたからこんなことをしたの?」と聞いてみたら「うん」と…


そのあと泣き出して「〇〇さんが俺の大事なものを返してくれなかったんだ。ずっと返してって言ってた。1週間以上たっても返してくれなかった」。


はっとした。担任も私も100%次男が悪いと思ってた。

夫は何かおかしいと思ってたと。



ただ、その次男の大切なものは学校に持ってきたらいけない文具だった。そうだったのか。そこを咎められると思い黙ってたのか。

ずっと大事なもの返してくれなかったんだ…

1週間以上も返してくれず痺れをきらして相手の大切にしてるものを盗んだんだ…


次男には次男の理由があった。もちろん指定のもの以外のものを学校に持って行ったのは次男で、仕返しをしたのも次男で、物をとったのも次男。それ自体は悪いと思った。怒ったことはきっと意味はあった。



が、全てが全て次男が悪いわけではなかった。むしろ1週間以上も耐えてたのか。


また、別件で盗んだものも、学校のイベントで5年生が出した出店でボールすくいをして、そのボールと一緒に5年生が私物のおもちゃを浮かせてたらしい。次男は一緒に浮かんでいるからこれもすくっていいんだと思ったらしい。が、多少悪意はあったと思う…それに関してはやはり悪いことだと思う。


でも、せめて学校でやるイベントなら尚更生徒の私物を混ぜるのはやめてほしかった…(うちも次男がトラブルの原因になった私物の文具を持って行った立場としてそんなき言えないけどガーン)


だけど、やっと言えた次男の本音…聞けて本当によかった。


結局私が一番次男のことを信じてあげれてなかったな。


次男は昔から自分の思いを言葉にできない子で、とくにトラブルがあると涙をこらえて言葉もでなくなる。これで何度も誤解されて、手を出したあなたが悪いねということになった。


落ち着いてあとから聞くと「だってあいついつも俺をみるとチビって言ってくる」とかこぼすから、なんだ相手が言葉の暴力を先にしてきたんだねということが何度もあった。



今回の件では、あなたに悪いところはあったけど相手の子も悪かったね。こんなとききちんと僕はこうされたから嫌だったんだ!と言えるようになろうねと話した。


少しずつ言葉にしていけるようになるといいな。


反省と、安堵と、不安と複雑な夜です。