今、思いつくのは次男は苦しいのかもしれない。


それは私のせいなのかもしれない。飲み会が多い夫のことが許せなくて1ヶ月くらい冷戦だった。

こんな人と離れてるやる!と思った私は子供の前でも夫婦の会話一切なく。普段から気の利く優しい次男だから、親の変化を感じていたのかもしれない。


また、マイナスな感情を言葉にするのがとても苦手な次男。それは前から気がかりだった。


YouTubeでよくみている精神科医の益田先生が窃盗症になるのは言葉にするのが苦手で普段から我慢をしている人がなりやすいと…日常が辛く、窃盗をする瞬間だけが光を差す。だからやめられないと言っていた。

もしかして次男はそうなのかもしれない…



実は私も小学校四年の時に万引きを繰り返したことがあった。思い出すとその時期両親の夫婦喧嘩が絶えず、私は毎日それが悲しくて隠れて泣いていた。学校でチビ!と言っていじめてくる男子がいてそれもすごく嫌だったけど、それ以上に両親が仲が悪いのが子供ながらに辛かった。


そんな時に友達に誘われてやった万引き。簡単に物がタダで手に入る瞬間、久しぶりに楽しいと思えた。

結局友達がお店の人にバレたこともあり、私は自分の両親に自白。父親に人生で一番怒られた。だけだその時の私、やっとそれがどんなに悪いことだったのかに気がついた。本気で怒られてよかったって思えた。

とは言っても私は数年はトラウマになりパトカーのサイレンを聞くだけで「私を捕まえにきたのかな?」とどきどきするようになった。

また、家族でテレビを見てて警察24時などの番組で万引きの話題になるとその場にいる事がきつかった。

それくらい自分にはやってしまった代償が大きかった。



子供たちには万引きは絶対にしてはいけない、それをしたことでお店の人が泣くことになるし、逮捕さらることもあるんだとしつこく言ってきたのに…


でも、こうなったのは私が子供のことより自分のことばっかりになってたせいなのかもしれない。夫と仲良くしたいのにうまくいかない!と意地を張って無視していたからかもしれない。


最近夫にはまだ少しむかつきは残ってるものの、ずっと会話なしではやはり自分が耐えられなくなり徐々に会話するようになってきているが、私はバカみたいなプライドを捨ててきちんと家族仲良く会話しなければならないと思った。


子供のために、自分が変わらなければならない。。。