今回は「雪山飛狐(後編)」です。21話から最終話までを紹介します。
胡、苗、范、田の4家の因縁を断切る運命を託された胡斐は、鉄火会に育てられ
立派に成長し"雪山飛狐"と呼ばれるようになった。そして遂に父親の死の真相を
突き止めるべく苗人鳳と決闘をする事となった。しかし、胡斐に討たれる覚悟を
決めていた苗人鳳に対し、胡斐は様々な思いがよぎり刀を振り下ろせなかった。
激闘の末、胡斐と苗人鳳は重い内傷をおってしまい、苗人鳳は娘の苗若蘭と共に
朝廷に捕えられてしまう。胡斐は鉄火会の仲間と2人を助けに向うが、"老玩童"
こと周伯通の残した「左右互縛」を会得した田帰農が立ちはだかる。そして遂に
胡斐は父親を殺したのが田帰農だと突き止める。
「雪山飛狐」の小説があまりにも中途半端な終わり方だったので、このドラマの
ラストにもかなり注目が注がれました。また、金庸のデビュー作「書剣恩仇録」、
以前このブログでも紹介した「射雕英雄伝」、今後紹介予定の「碧血剣」等との
繋がりもあり、非常に見所の多い作品となっています。