あなたは生まれた時から完璧な存在。


自分のひび割れを愛する


 インドに伝わる「ひび割れた水瓶の話」があります。


毎日、川から水を汲んで、高い丘の上にあるご主人様の家まで運ぶ仕事をしていた水汲みの男性がいました。


彼は、竿をかつぎ、その両端に一つずつ水瓶をぶら下げていました。


しかし、片方の水瓶にはひびが入っていて、家に着く頃には、水が半分に減ってしまっているのでした。


 あるとき、ひびの入った水瓶は男に言いました。


「私は役立たずだ。私のせいであなたの努力が報われない」


 すると男は言いました。


「見てごらん。私たちがいつも通る道のどちらに花が咲いているだろう」


そこには、ひび割れの水瓶が通った側にだけ、美しい花が一本の道のように咲いていました。


ひび割れがあったおかげで花が咲いたのです。


 私たちも、それぞれ自分だけのひび割れを持っています。


私たちは皆、ひびの入った水瓶なのです。


そして、自分のひび割れを愛してあげることがとても大切なことなのです。


神様は愛するために人間をつくりました。


あなたにどんな欠点があろうとも

あなたはそのままで価値のある存在です。


あなたはあなたのままでいい。

むしろあなたのままでいなくてはいけないのです。


人は皆「今よりもっと立派な自分にならなければ」という思いを抱えて理想と現実の間でもがいています。


 もちろん、向上心を持つことは素晴らしいことです。


けれども人が生きていくうえで忘れてはいけないこと。



それは、今の自分を決して否定してはいけないということです。



 たしかに、欠損感は、ときに大きなエネルギーになります。



たとえば、キング牧師はいわれない人種差別への怒りを胸に人権運動への扉を開きました。



けれども、キング牧師は決して「白人になりたい」と黒人である自分を否定することはありませんでした。



 このように、欠損感をバネにして大きなことを成し遂げる人々に共通するのは



ぶれない「自分軸」をしっかり持っているということ。



 私たちがこれほど恵まれた社会で幸せを感じられない理由は、たった一つです。


それは「自分軸」を失っているから。


 地球に自転軸があり、昼と夜があるように、本来、私たちの存在ひとつひとつに


生まれながらに持っている「自分軸」があります。


ありのままの自分でさえいれば

私たちはいつもまっすぐ自分軸で

大地に立つことができます。



 人と自分を比較したり

不満を持ったりしていると


右に左に引っ張られてグラグラになる

それが今の私たち現代人の姿かもしれない。


 日本人は自己肯定感が世界でも図抜けて低い国です。


「私は価値のある人間だと思う」と答えた高校生は、米国の89.1%、中国の87.7%、韓国の75.1%に対して


日本はたった36.1%です。


 けれども、この「自分で自分を肯定してあげる気持ち」さえあれば、


10万円の財産しかなくても幸せに生きられるんです。



自分を否定してばかりでは

何億円あっても幸せにはなれません。



 あなたが今

どんなに深い苦しみの中にいても

どんなに弱い人だとしても



あなたは必ず幸せに生きていくことができます。



他人と比べる比較をやめて

あなたは生まれた時から完璧な存在だと氣づくだけ。



ひび割れた

あなたの今の自分の価値に

氣がつくだけなんです。



お試しセッションお申し込みはこちら

お試しセッションはこちら



公式HPセッションお申し込みはこちら

公式HPセッションはこちら