命があるということ | ここでしか咲かない花

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療育を頑張る娘のこと。福祉のこと。飯能市のこと。
ごはん、絵本、ドライブ、アルパカ。

いつも目の前の人が、

急にいなくなるだなんて想像して生きていない。

でもいつかはお別れがある。



15で母が亡くなった時、悲しいなんて感情はなかった。ただ、現実を受け止めて生きていた。

その後、私が10代で屈折した時、
『親が亡くなったから、無理して今出てしまった』
と、ほらみことかと同情された。

今私が死んでも困る人はいない。

私はいつ死んでもいい。

本当にそう思って、

仲間と『今日の日』を大切に過ごした。

母が亡くなったことを私が不出来な理由にされることが本当に本当に悔しかった。

他人は言いたい放題。

でも自分は生きていくしかない。

侮辱されても、

同情されても、

耳を塞がず、受け止めて生きていくしかない。


当時より、今の方が何倍も

誰かを失うことが怖くて、

辛い。


私は人の弱さを赦すだなんてそんな表面上ではなく

人の弱さを受け止めて、ただ側で受け入れていく人間でいたい。


人を蹴落として利益を得るより、

自分が損をしても人の小さな幸せな時間にずっと寄り沿っていたい。



いつも私を受け入れて

見守ってくださる方々に心から感謝しています。