誰もが社会の中で生きていれば経験するであろう、理不尽な出来事。
一つの真実があっても、
100人のうち95人がそれは真実ではない!と言えば真実はかき消されてしまう。
そんな風に回っていくのが世の中なのかもしれません。
10代の頃ほど私はそういう世の中が許せずにいました。
でも最愛の母が15の時に亡くなって、
そのうち父とは絶縁状態、
19の時には祖母が亡くなり、
残されたのは私と高齢の大叔母。
世の中そのままを受け入れていくものなんだ。
どうにもならないこともある。
そんな風に思うようになりました。
潔い、思い切りがいいね、なんて言われますが
守ってくれる人が誰もいない時、
誰かに話す事も出来ずに
自分自身で決断し、
生きていくことしか出来なくなります。
皆誰もがいつかはなることですが、
それが私は少し早かっただけで
世の中にはもっと早くからそのことを理解しなくてはいけない状態になり、
心を痛めている暇もないくらい、
決断しながら生きている人達が沢山おります。
だからまだまだ私の悩んでいることなどたいしたことがない。
苦しい時の自分への合言葉でした。
しかしこれからの自分に向けての言葉は
そんな自分の弱さや苦しみとも真摯に向き合うこと。
そして100人の内の5名の人が理不尽な出来事にあっても決して世の中から排除されることがないように、
私がその方達を支える何本かのうちのひとつの柱となって支え、今の自分が出来ることを考えていくこと。
自分のことも、
娘のことも、
これから出逢う人達の事も決して
諦めないと、ここに誓います。