ナショナルセミコンダクタのモノリシックパワーアンプIC、LM3886を使用したモノアンプ基盤を
使った自作アンプです。LM3886は1個で50W~68W(+-30V)の出力が出ます。
当基盤は2個パラをBTL接続して約200Wの出力を叩き出します。
LM3886はあのJeff RowlandのModel 10やConcentraにも採用されている非常に優れた音質の
ICです。
 
 先ずケースの自作。
近くのホームセンターで3.2mm厚と1.6mm厚の鉄板を購入して裁断してもらい、
フロントパネルと底板は 3.2mm厚で、リアパネルと側板及び天板は1.6mm厚で組み立てました。多数の穴開けはしんどかった~。
写真はリアパネルに各端子(ACインレット、LINE IN,SP OUT)を取り付けたもの。
 
 放熱器にモノブロック基盤を取り付けたものを2チャンネル分設置した。
 
 電源平滑コンデンサを取り付けたところ。
各チャンネル正負に82,000μF/80VWを1個ずつ、2チャンネルで328,000μFの大容量です。
このキャパシティはあのアキュフェーズも及ばないと思う。
 
 コンデンサの下に設置したトロイダルトランス。真ん中は整流回路。
トロイダルトランスの容量は400VA。400VAという容量が大きいか小さいか。
二次電圧は20V。これが両極あり、(10A×20V)×2=400VAであるから、正負の各10Aもの
大電流が供給される。これがそれぞれのチャンネルで独立している。
まあ、KRELLやMark Levinsonには及ばないが、これでも低インピーダンスのスピーカを
楽々駆動できる電源部だと思う。
整流回路は写真では小さくて見づらいが、ブリッジダイオードの前に突入電流による素子破壊
防止のため0.3Ω/20Wのセメント抵抗を付けている。また、電源ハム抑制の為、コイルと10Ωの
抵抗をアース間に入れている。
 
入力段から出力段及び電源部に渡り、完全独立デュアル・モノラル・ステレオパワーアンプの完成。
材料、部品はケース、アンプ基盤以外は全て大阪日本橋の共立電子等で揃えた。
このアンプは(その1)としたが実は一番最後に政策したもの。行程毎の記録写真が残っている
のはこれだけだったから。
後ほどその2、その3を紹介します。