リハビリ中、父を立たせたとき、片目だけだけど、はっきり目が開いた!

ドキッとした
反射の反応なのか

父が倒れて初めて見た父の瞳に、嬉しくて、そして悲しくて涙が溢れてしまった。

スタッフの方が、「○○さん、いいとこ見せれましたね!」と父に声をかけた。
リハビリ中にもかかわらず、さらに涙が溢れ出す。

悲しかったのは、父の目が、父の目ではなかったから。私の知ってる目ではなかったから。

目が合わない…。何も見えていないのだと思った。

でも、生きようと必死な目だった。

お父さん、しっかり目が開いてるよ。
私はここよ。私はずっと見てるよ。