「赤い袖先」第17話(最終回)感想 | 「応答せよ」に応答せよ。

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みんなちがってみんないい

 

感想を書くのに、だいぶ間があいて

しまいました。

 

 

最終回、とてもよかったんですが

いろんな感情がグルグルしてしまって

スラスラ感想が出てこなかった。

 

 

今さら感がすごいけど、ひっそり

更新しときます。

 

 

 

 

最終回、2人の幸せな姿が見たいのに

辛いことばかりが続く前半。

 

 

国王という立場を決して崩さないサン。

 

 

それが悪いわけじゃないし、国王として

正しい判断をしているわけなんだけど

ドギムの気持ちを考えると。。。

 

 

 

もちろんドギムは、サンやサンの立場も

よくわかってるんだけど

 

 

2人きりでいる時くらい、

ドギムと一緒に泣いて、優しい言葉

かけてあげてよー!(T_T)

って、私がサンをちょっと恨みましたw

 

 

 

ただ、世子を亡くした時もヨンヒのことも

サンが悲しみ、思い悩んだことも

すごくよくわかるから、余計に辛かったし

 

 

一国の国王の立場のサンと、

その側室の1人にすぎないドギムとの

圧倒的な差が大きくて

 

 

で、ドギムが1番そのことを理解

している感じが、なんだかとっても

切なかったんですよね。。。

 

 

 

 

ドギムが亡くなる時の

 

 

来世では私をお見かけになっても

そのまま通り過ぎてくださいませ

 

恨んではおりません

憎んでるわけでも

 

ただ来世では望み通りに

生きたいのです

 

 

この言葉、結構ズンってきました。

 

 

 

私は、イ・サンの人生については

以前から知っていたので、ドギムが

早くに亡くなることは、フィクション

とはいえ、予想はしてたんです。

 

 

で、第16話の感想で書いたように

ドギムが亡くなる時には

 

 

辛いこともたくさんあったけど

王様との人生を選んでよかった

王様をお慕い申しあげております

 

 

こんな風にドギムが言ってくれることを

どこか期待してた。

 

 

ほんと単純なんだけど、何となく

ドラマだし、夢見たいじゃない?w

 

 

でも、ドギムは最後まで、この言葉を

サンにも(私にもw)言ってくれなかった。

 

 

最後の言葉が、こんなに切ないなんて

聞いてないよー(T_T)

 

 

ただね、これ以上でも、これ以下でも

ない、このドギムの言葉に、

 

 

側室になってもなお、サンへの気持ちを

悟られないように生きたドギムの強さや

悲しさに、

 

 

最後はとっても持ってかれてしまった

というか。

 

 

 

あんなに、ドギムにはイライラしたし

カタクナードギムと変なあだ名を

つけたりもしたけど(笑)

 

 

ドギムのサンへの気持ちは、

これまででじゅうぶんわかってるし

 

 

ラストは、同じ女性として、共感と

まではいかなくても

 

 

ドギムの気持ちに寄り添ってあげたいな

って、なんだかそんな気持ちになったん

ですよね。。

 

 

ドギムがかわいそうっていうのも

サンがかわいそうっていうのも

なんか違うかなとは思うけど

 

 

そういう風にしか生きられなかった

2人の悲しさみたいなものは、

どうしても感じてしまいました。

 

 

 

生まれながらにして、王として生きる

道以外を知らないサンと   

 

 

「王の女」を意味する赤い袖先をつけた

宮女が、自分で側室になることを選択し、

最後まで自分であることを模索した人生。

 

 

一国の国王と、側室の1人の人生と

そして、その愛の物語。

 

 

 

すごく正統派な時代劇のようで、実は

とっても新しいドラマだったのかも。

 

 

 

 

聖君としてのサンの役目が終わった時

やっと素直に向きあえた2人。

 

 

「私を愛せ」と言うサンに

行動で示したドギム(T_T)

 

 

これまでで、いちばん幸せそうでした。

 

 

たとえ夢だったとしても、この一瞬が

永遠になったんだとしたら、

よかったのかな。そう思いたいな。

 

 

 

私は単純だから、来世での2人の幸せも

願ってしまいます。 

 

 

できれば、いつかドギムが言ってた

ように、サンが王様ではなく

ドギムが宮女でもなく、普通に

愛しあえる平凡な2人になれたらいいな。

 

 

そんな幸せをサンにも、ドギムにも

あげたいなって思ってしまいました。

 

 

ドラマのテーマからは、離れちゃう

かもだけどね。

 

 

 

 

あと、このドラマは

以前にも書いた気がするけど

時代劇になれてない人や、イ・サンの

人生を知らない日本人が見るには

ちょっと難しいかな?って気がします。

 

 

かなり、端折られて展開されてる

感じがすごくしたんですよね。

 

 

それぞれのエピソードがちょっと

中途半端に感じてしまうというか。

 

 

なので、韓国で人気になっても

日本でだとどうだろうな。。

 

 

私的には、韓国ドラマ初心者さんには

あんまりおすすめはしないかも。

 

 

ジュノはかっこいいので、ジュノ好き

さんには強くおすすめしちゃうけど(笑)

 

 

 

 

あと、最終回のスンジェさんの登場

すごく嬉しかったです。

 

 

私はだいぶ前に「イ・サン」を見て

以来、英祖といえば、スンジェさん。

 

 

ジュノとスンジェさんの並びが

単純にとっても嬉しかった(*´∀`)

 

 

 

 

年末にこのドラマを見終わって、もう

だいぶ経つけど、いまだ残ってる余韻。

 

 

単純にすごくおもしろかったかといえば

そういうわけでもないけど

(あくまで私の場合)

 

 

なんかとっても印象的なドラマでした。

きっと、今後もこの余韻は引きずりそうな

気がしてます。