なぜ、まじょまじょたちがうまいごはんを食べられなかったのか。
わたしたちには伊勢エビも、オードブル的なものも一切なし。
それはだんなさんのいとこのせいです。
まず、もともと叔父叔母しか呼ばない予定だった式にいとこを呼ぶことになってしまったのは
「えーあたしも結婚式いきたーい♡」
と旦那側のいとこＡさんがノリで言い出したことが発端。
「祝ってくださるというなら…」
とだんなさんの真面目でやさしい父母は感動し「いとこたちの席を作ってくれ」となりました。
だんなさん側のいとこたちＡからDみなさま子沢山で総勢15名、だんなさんはみんな家族で呼ぶとか言い出しました。
まじょまじょは涙ながらに抵抗。
まじょまじょ「お金がないのに、いとこの子供たちなんてほぼ関係ないあたりまで呼べない。子供はご祝儀だせないんだよ？あんたが出せるの？あたしは出したくないよ。しかも子供がうるさく泣いたり走り回ったりするような式は嫌だ。人数の関係で友達も呼べなくなる。せめていとこ単品で1人ずつにして。」
断固反対！！
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だんなさん「自分もあちらの結婚式に出たし。子供はまだ小学生だし田舎に置いてけないよ！！」
華麗にスルー！！
まあ、いつも主張しないだんなさんがそこまで言うなら…と涙をのんで、いとこＡ〜D一家15名の参加を承知しました。
もう少しで、まじょまじょが一番気にいっていた40名用の披露宴会場すらも、いとこたちの人数が原因で変更になりそうに。
まじで部屋変更疑惑のときは気が狂いそうでした。
「あの部屋じゃないなら高い金払ってやりたくない。結婚式やめない？当初の目的どおり親だけにしない？」
と10回は言いました。
とりあえず友達を呼ぶことは諦めたかわりに、部屋だけは号泣して死守しました。
そんな中、口約束→正式招待して人数決定にシフトするため招待状と返信用ハガキをみなさまに送ります。
もともと、いとこＡからは3人(Ａ＋小学生2名)出席で聞いていました。
ここでだんなさんに「返信ハガキ確認してね」で済ませてしまって気づかなかったのですが、この方からは返信ハガキは来ていませんでした。
式当日まで一切連絡なし。
席次表なんかも当初の予定通りつくり、印刷して当日を迎えました。
着替えが済み、あと5mで親族控室(すでにみんなの顔がちょい見え)というところでプランナーさんが走ってくる。
プランナーさん「参加者が増えました。」
まじょまじょ「は？誰が？」
だんなさん「ええ？」
プランナーさん「Ａ様のだんなさまと、小学6年のお子様が、こられないはずだったけど来ちゃったーとのことで。」
まじょまじょ「は？(おいだんな。意味わかんないんだけどなにこれ。)」
プランナーさん「今からではお子様料理はもう用意できませんし、大人の方の料理も準備がありません。」
ふたり「ふぇ」
プランナーさん「急遽参加の方の料理は①おふたりの料理をお譲りするかたちか②急遽あり合わせのものでお料理をお出しするかになります。」
パニックまじょまじょ「え？うちらの料理なくなるってこと？(当日突然来るなんて非常識すぎるだろ、来ちゃったじゃねぇよそんなバカ夫婦共々、水でも飲ませてさっさと田舎に帰せよ)」
だんなさん「…2人にぼくらの料理を譲ってあげてください。」
まじょまじょ「そうですか。(オワタ。エビ残念すぎる。)」
その後、式が始まっても何をしても、いとこＡからは「急に来てごめんなさいねー！」のひとこともなし。
Ａのだんなからも、なんも挨拶なし。
噂によると、めちゃくちゃナチュラルに控室にいたらしい。
席次表を見たＡの母(だんなさんの伯母)「あらー、うちのＡの家族は5人よー♡人数足りないわよー。忘れちゃったのねいいのよ気にしないで♡」
となり、義理の父がわたしたちのうっかりミスをフォローしたつもりでプランナーに報告。
つまりいとこＡ夫婦は連絡もせず、謝りもせず、何もせずにそこにいてどうにかなったと思っているのです。
もうこの時点でまじょまじょ的には縁を切りたいレベルの非常識さというか、頭の悪さというか、もうとにかく大嫌いだわと思っていたのですが、とりあえず黙っていました。
こいつらのせいで、まじょまじょたちのもとには16000円払っているのに、正規メニューのかわりに寄せ集めた居酒屋メニューみたいな刺身の盛り合わせや天ぷらが並ぶ。
わたしたちには伊勢エビも、オードブル的なものも一切なし。
スープと肉、刺身、冷えた鯛めしとお吸い物。
そんなことも何も知らず、あちらの一家5人は飲み食いしているだけ。
小6がまじょまじょの伊勢エビを食ってる事にイライラ。
最後の見送りまで、あちらから謝罪も挨拶も一切なし。
ただただ身内の集まりを楽しむＡ。
まじょまじょ「Ａさん今日はありがとうございましたー♡(Ａ死すべし)」
これだけでもムカムカしていたのに、まだ先があります。
帰宅して、ふたりでおつかれビールをあける。
ついでにご祝儀計算。
Ａのご祝儀袋を開けると「3万円」
ふたり「は？」
家族5人、そのうち3人は16000円の大人料理を食べて3万円？
お前ら親戚やぞ。
せめて夫婦できたら失礼だけはないように、5万円は出すだろ。
子どもの分は払わなくてもいいけど、せめて相場分が出せないなら、一言連絡するとか何か理由つけて欠席しろよ。
まじょまじょもお金がなくてご祝儀を出すのは苦しくても、それでもどうにか工面して相場くらいは出してきました。
周りの人がそうやっているのを見ていたから、そうしてくれる人に対して精一杯お返しをするつもりでおいしいものを選び、いい引き出物をえらんで準備してきました。
めちゃくちゃ冒涜された気分でした。
1年半前から日にちも決まってたんやぞ。
いい大人が5人家族で来て親戚なのに3万円って恥を知れ。
しかもドタキャンならぬドタ参加。
まじょまじょとだんなさんは真夜中に叫びました。
「エビ返してーぇえおええ！！」
まじょまじょとだんなさんは何から何までだらしないＡ夫婦とは金輪際かかわらないと決めたのでした。
心が狭いと言われようとも、まじょまじょは自分やだんなさんを礼節を保って大切に扱ってくれる人以外、大切にしたくないです。
皆さま、こういう人たちにお気をつけて。
あと、連絡なしのドタ参加は嬉しいサプライズでもなんでもなく、クソ迷惑ですのでこちらもお気をつけて！！
以上、まじょまじょでした_(:з」∠)_