4月12日(金) オフ
2連勤が完了しての休日だ。
もう4月も半ばに突入。
気候が良い時期なので、そっちは快適だったのだがいかんせん仕事の負荷が高かった。
暖かくなると増える飲料の発注。
そして、AI配車の気まぐれで起きる高い負荷の連続。
こればっかりは【運】でしかないのだが、その運が悪いときはあるもの。
ただ減額になって間もないので、ちょっとしたことでイラつく。
AI配車の不運は、私にもあれば他者の時もある。
私の運が良い時もあれば、そうでない時もあるということだ。
それだけのことなのだが、嫌なのは人の運がいい時に不機嫌になるドライバーがいることだ。
やっかみを隠さないその厚かましさを見ているだけでも不快になってしまう。
明るい気持ちになることが少ない。
さりとて、落ち込んでいるというのでもない。
既に味わったことのある嫌なことをいつまでも引きずることはないが、慢性的に明るい気分からは遠い所にいると感じる。
そびえ立つスカイツリーにも、「偉そうにでかいツラしてんじゃねえぞ」と悪態をつきたくなった。
この不快の元はなんだろうなと思っていた。
遅々として進まない変化に焦っているのか。
色々なことをひたすらに【つまらない】と感じている。
周囲にその感情を振り撒くことはしていないはずだとは思うが、もしかしたら滲み出ていたかもしれない。
溜息の数も増えてしまっている事だろう。
これは様々な欲望を満たせず、歩みの遅い自分の不甲斐なさ、だ。
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晩酌も適当な事をした。
レンチンの枝豆、包装を剥いて齧るチーズ、瓶のままザーサイに直箸、容器のままの豆腐に醤油。
かけすぎの揚げ玉など、高カロリーの食事で満足を得たりした。
【サラダと焼きそば】
健康体を自ら叩き折るような、そして迷走感のあるメニューも。
【インスタントのチーズクリームパスタに鴨肉を乗せ】
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気分転換のため、散歩がてら商店街を自転車で散策した。
商店街には当然だが人がいる。
生活感のある店が立ち並ぶ中をゆっくりと進んで思うことは、ここには社会があり自分もその一員なのだということだ。
部屋に籠っていると見えないものが、外に出ることで現実感を伴う。
それは悪いことではないだろう。
総菜屋で揚げ物と煮卵を買った。
床屋にしか見えない美容院で数か月ぶりの散髪もした。
毒舌の美容師との掛け合いもうまく出来た気がする。
髪は若干軽くなったと思うものの、少しでも男前になったかといえば全くそんなことはない。
その後は早めの晩酌。
まだ陽が落ちていないが構わない。
が、昔からしていたことではない。
この部屋で過ごすようになってからやるようになった。
【チキンカツと煮卵】