２月２３日（金） オフ
あんなに暖かかったのに、うってかわって寒い２連勤だった。
終わってしまえば何ということもないのだが。
天気が良くないゆえか空模様と心が連動してしまう。
スッキリしない２日間だった。
そして今日のオフも、寒い。
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マツヤマが辞めると言い出した。
それは昨日のこと。
他の人よりも多い配達が連続した事と、階段手上げが続出するというＡＩ配車の不幸が集中したためだ。
「今は気温が低いのでまだいいが、こんなのを夏にやることはできない！」
そう言って所属会社の社長に電話したそうだ。
このタイミングで表明するのは、【最低２か月前に言って欲しい】という社長の希望に沿ってのことだ。
暑さは５月から始まっていくので、今言うのだ。
社長は 「 状況を確認して改善できるようなら依頼する。 」 と言ったそうだが今までの積み重ねを考慮すれば期待は出来ないだろう。
零細企業は募集をかけてもなかなか人が来ない。
相手は個人事業主とはいえ、１２時間拘束で１時間当たりの単価がコンビニ時給に毛の生えた程度の報酬で経費もリスクも全て自分持ちという内容ではそうもなろう。
私も自分のことながら、そのことを思うと自嘲するしかない。
２０２４問題にかこつけて見直しがなされた仕事内容は最悪といっていい。
減額は最も痛手だが、一日の仕事量にも変化はなく、新たに【休憩時間】と設定された時間以外の負荷が大幅に増えた。
本当にそれだけなのだ。
結局、私が味わった２０２４問題対策とは【責任逃れの連鎖で起きた壮大なチキンレース】でしかない。
立場の弱い者から先に脱落していくだけだ。
そもそも【荷主や元請けの運賃に対する意識】が変わらないのだから、問題は形を変えて依然として残るだろう。
本当に、さまざまなものが度し難い。
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今日はオフだが、いつもと同様の時間に起床した。
朝のルーチンのあと、ギターを握る。
数日ぶりか。
最近は動画を撮っても上げられるようなものが弾けていない。
何を弾いても中途半端だと思うようになってきた。
技術がないのは百も承知だが、こんなものを上げて良いのかと躊躇する。
自分が出す音へのこだわりというものも、きっと希薄なのだろうと思う。
多少間違っても、まぁいいかと思ってしまうし。
すでに数本の動画を撮ったものの、残念ながら赤面するためのツールと化していて何がしたいのかよくわからない事態になっている。
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ほぼほぼ３０年ぶりにギターに触れるようになってから３ヵ月。
改めて思ったことがある。
「おれってこんなにヘタだったんだな。」ということ。
これでよく恥ずかしげもなくステージに立ったものだ。
１９歳の頃の自分に、「勘弁しろよヘタクソ！」と罵声を飛ばしたい。
プロを除いて、身近に見られるギタリストと自分の位置を比べることも昔はあまり出来なかった。
今はネットの動画で世界中のアマチュアが、所謂【弾いてみた動画】を上げるので自分の位置がよくわかる。
ネットには、こんなに上手いのにプロではないの？という人で溢れかえっている。
でもそれは私から見れば、というだけのことなのかもしれない。
ギタリストを富士山に例えると伝説のミュージシャンや私の好きな布袋さんなどは頂上にいる。
プロならば最低でも５合目より上にいる。
裾野に近い所から５合目までは上を目指す本気の人達でごった返している。
さしずめ私などは樹海あたりを山に向かってウロウロしているにすぎない。
まだ登山が始まってすらいない、そんな感じだ。
そんなことを考えながら、カッティングの練習に勤しむ。
練習曲はＣＯＭＰＬＥＸの【２人のAnother Tｗｉlight】
楽しくて笑顔になっているのか、自分が出した音が滑稽で笑っているのかわからない。
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前回のオフの夕食は、和食として満足のいくものだった。
サバ、納豆（生卵入り）、味噌汁、白米。
晩酌のアテも、そこそこちゃんと作れている気がする。
【サラダ】
【カニかまポン酢】
【はんぺんと魚介のバター炒め】
【ソーセージ入りケチャップのスパゲッティ】
【冷奴と菓子】
【手抜きトースト】
たまには手抜きもするが、食べたいものを思い切り食べた後の数日はあまり気落ちすることもない。
食生活だけのことなのだが、心なしか食欲が満たされていると気分の底上げがあるような気がする。
今の時間は午前１１：３０。
まだオフは半日残っている。
所得税を払いに行ってこようと思っている。
嫌なことは先に済ましてしまうに限る。
彼らが悪いわけではないが、税務署員をひと睨みくらいしてやりたい。
我ながら嫌な奴だ。
帰りに何か、ホッコリするものでも買って帰ろうか。
陽が落ちる前から一杯やるのも悪くない。
今日はニラ玉を作ると決めている。