2月7(水)~8日(木)  2連勤

 

 

 

7日(水)は早起きをした。

と、言ってもいつもより1時間だけ。

 

久々に東京の積雪があったので、路面凍結を心配した。

2日経って多少溶けてはいるものの、油断はできない。

 

朝の気温は低く、路面が凍っていてもまったく不思議ではない。

ノロノロ運転で現場に向かえばいつもより時間がかかってしまう。

 

5日の降雪で巻いたチェーンも、翌日のオフの間そのままになっている。

道路の状況如何ではそのまま出勤してもいいが、路面に危険が無ければチェーンの方が切断の危険があるし何より、必要のないチェーンを付けたまま走るのは恥ずかしい。

 

諸々の判断をするためにも早起きは必要だった。

 

自転車は駐車場に置きっぱなしだったので、徒歩で向かう。

数分かけて到着するまでの間に確信した。

 

チェーンは不要だ。

 

路面に雪はほとんどなく、アイスバーンも心配なさそうなので、面倒ではあったが20分程度で外し作業を終えた。

 

雪の残りは心配したほどではなかった。

ここでやっとホッとしたと言える。

1時間の早出はかなり時間が余ったが、それはそれでいいだろう。

 

 

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久々に青空を見たような気がする。

ここ数日はドンヨリと曇っていたのだ。

 

 

 

 

朝の構内は心なしか静かに感じたが、それは気のせいではなかった。

店舗へ配送センターから納品される商品が納入されていないのだ。

トラックが少ないから静かだったのだ。

マツヤマから、昨日と今日は欠品が多いという話を聞く。

その割に配達件数は多いので、「だから何だというのだ」という気分になった。

 

災害後の恒例となっている、飲料の大量発注。

今回の降雪でもそれは発生していた。

実に度し難い。

しかし2連勤なので、今日と明日を頑張ればすぐオフになると考え、自らを鼓舞した。

 

 

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翌日も朝から飲料ばかりの高負荷。

 

おまけに欠品の多い状況を謝罪する旨が書かれた紙を、全件手渡しというふざけた謝罪代行までさせられた。

そもそも配送センターに納入される全国からの商品が遅れているのだ。

雪が降って交通の乱れがあることは、よほど世俗から離れていない限り誰でも知っているだろうと思えることなのに、あえて過剰な謝罪をする意味はなんなのだろうか。

 

 

 

欠品が多くて購入者が諦めたのか、午後からは件数が落ちていた。

合間を縫って弁当を買い、車を停めて食らった。

 

 

美味しいご飯は癒しだ。

 

 

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天候が良いだけでスムーズに仕事が進む気がする。

それは感謝すべき良い事だと思う。

 

弁当は車を停めて食べる程度の時間的余裕はあった。

ならばよいではないか。

 

いや、どうしても腑に落ちない。

 

まだ2月になって1週間程度なので見極めていいのかは怪しいが、仕事の負荷が変わっている印象がない。

月にすれば数万円の減額になっている。

理由としては【12時間勤務に変更はないが、2時間分の負荷を減らす】というものだった。

しかし、総量として1日の配達件数が減るわけでもなく、1時間でも早く帰れるというわけでもない。

結局変わってなどおらず、減額されただけだったという結論しか出て来ない。

 

騙された、という気持ちが心の中で膨れる一方だ。

 

 

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前回のオフにカレーライスを堪能した。

 

翌日は少しだけ盛り付けを変えてみた。

丼を使ったがイメージは洋風。

 

 

 

晩酌も悪くはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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食事以外、なんだかスッキリしない日々の中、ニュースではバブル後株価が最高値更新とのこと。

円高基調にもなってきたし、市況は盛り上がっているそうだ。

労組は【月3万円】という過去最大の値上げ要請をするそうだし、企業の賃金上昇に期待が持てるとキャスターが言う。

 

私にとっては違和感しかない。

 

自分の居場所が世の中の主流とは別なところにあるのだと実感する。

 

私は別の国のニュースでも見ているのだろうか。

切り捨てられた階層、ということなのか。

 

沸々わきあがる、闘志のようなものは心中にある。

ただ、今は微力すぎる。

ヤケを起こしての玉砕は正直怖い。

だから今は動かない。

 

落ち着いて落ち着いて、小さい距離でもいい。

少しでもいいから、前へ進んだという実感があれば明日も戦える。

 

そんな気分だ。