あんなに疲労を感じ、そのストレスを解消するように酒を飲んで寝たのに朝5時に目が覚めた。

一瞬、仕事に行こうと起きだしそうになってふとオフだと気付く。

 

トイレへ行って、ゆっくりとタバコをふかし、もう一度布団へ戻る。

7時にもう一度目が覚めたときには、それ以上は寝ようと思わない。

手を伸ばしてカーテンを開け、空の様子を見る。

これもオフのルーチンになってきた気がする。

 

朝ドラを見るともなしに眺め、おもむろにPCを立ち上げて収支管理。

コーヒーを飲みながら、1日の行動をイメージする。

 

とにかく今日は、壊れた台車を調達せねばならない。

これだけはマストだ。

 

PCを使ったやるべきことは先に済ませ、家事を始める。

洗濯機を回しながらの掃除機がけ。

 

今日は冷凍庫の霜取りをした。

冷蔵庫の冷えが弱くなっていると感じたのだ。

それは夏場に致命的。

 

思ったよりたくさんの霜が冷凍庫内に張り付いていた。

作業が終わった時には冷凍庫が広くなった。

収納力のない一人暮らし用の冷蔵庫は、スペースを活用しなければ。

 

なぜこれをしようかと思ったか。

冷えているはずの缶ビールが最近【冷え方が弱い】と感じていたから。

 

冷凍庫の冷気が冷蔵にも使われていると聞いたことがある。

霜がたくさんついた冷凍庫は性能が落ちてしまうらしい(?)ので、冷蔵庫の性能を活かすにはまず冷凍庫のメンテというわけだ

 

これで解消されるはずで、結果は明日にはわかるだろう。

楽しみだ。

 

 

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買い物に行く前に、腹ごしらえをしておこうと思った。

 

残り物の野菜で簡単にサラダを作る。

それと切っただけのフランスパン。

 

 

 

 

茹でたジャガイモを角切りにしたものと千切りのニンジンに、スライスきゅうり。

鶏ガラパウダーとマヨネーズを混ぜて炒りゴマを振ったものをサラダと呼んで良いのかは怪しい。

 

 

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台車を買うために、スマホで検索した1件のホームセンター。

どんよりとした雲の下、20分ほど車を走らせて到着。

 

昨日までの熱波はどこへやら、なんだか涼しい。

エアコン無しでも汗をかかない快適な気温。

まあ湿度は高かったが。

 

私の欲しい台車はメーカーも商品名も決まっている。

トラスコ中山のカルティオだ。

サービスカウンターの中で雑談中っぽく見えた二人の店員さんに聞こうと思って話しかけた。

ところが、なぜかあからさまに迷惑そう。

 

そんなに話に割って入ったのが気に障ったのだろうか。

拒絶感は充分に感じ取ることが出来たし、あまりの素っ気なさに少しひるんでしまった。

 

話しかけた手前、もう引けないと思って台車の事を聞いた。

すると 「店にあるもの以外ありません」

片方の店員がたった一言だけ返し、二人とも黙りこんでじっと私を見ている。

この人たちには頼りたくないなと思い、「じゃあいいです」 と踵を返した。

一台も台車を見ることなく。

 

売り場まで案内しろとまでは言わないが、せめて取り扱いの有無くらい教えてくれても良さそうなものだ。

二人もいて、台車のメーカーや商品名を知らないなんてことはないだろうし、わからなければ調べるから待ってとか、忙しければ他の人に任せるとか、対応方法他になかったのだろうか? 

ていうかいつもこうなのだろうと感じる。

〇ーナン。

初めて来たが、私がこの店にもう一度来ることはないだろう。

 

車に戻って次のホームセンターを検索した。

10分程度の距離に別の店がある。

 

まだ夕方前だから焦ってはいないが、今日中に入手したいのですぐに移動を開始。

 

駐車場に車を停め、ここでも店員さんにすぐに声をかけた。

高齢の女性にはわかりにくい商品なのか、台車売り場の場所すらわからないらしく店内売り場の図面を見てしばし沈黙。

近づいてきた他の店員にバトンタッチ。

ここまで不快さなど微塵もない。

 

店員は「台車はこちらです」と、売り場まで案内しつつ私の探し物を聞いてくれた。

私からメーカーを聞いて、目で「わかります」という反応をして、商品名を言った時にはその目の前で「こちらです」とのこと。

気持ちよいほど早く見つかった。

私はすぐに「ありがとうございます。それを1台下さい。」

入店5分も経たずに約1万円の買い物を済ませ、気持ちよく帰路につけた。

ありがとう!ビ〇ホーム!

最初にこちらに来ればよかった。

 

しかし、最初に行ったコー〇ンとの違いが凄い。

〇ーナンでは無駄な時間を使わされたと思ったが、〇バホームでは感謝の気持ちしかない。

目的の商品の有無だけではこの満足度の差は生まれないだろう。

 

自分が客という立場になって、あらためて接客の大切さを感じる次第。

 

 

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帰宅後、どんよりした雲から時折カミナリの音が聞こえてくるようになった。

これから降りだすのだろうか。

 

買い物からは帰っているので天候は気にしないで良いから気持ちはスッキリだ。

 

キューちゃんにも炒りゴマをかけ、サラダの残りを出して一杯始めた。

父からの電話も、飲みながらにこやかに近況報告。

 

 

 

外が暗くなる前に、ドシャ降りになった。

雷雨というやつだ。

 

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父が煮物を作り、母と食べたと聞いて私も食べたくなった。

 

80をいくつも超えている父だが、現役引退してからずっとグラウンドゴルフというスポーツを嗜んでいる。

今は夏休みだが、小学生の通学路で交差点に立ち、旗振りをするボランティアも長く続けている。

日課である散歩では、毎日1万歩以上を歩く。

健康でいてくれることがありがたい。

 

母は私に会いたいと言ってくれているが、私も同じメニューを食べることでコロナ禍の第7波で接触自粛の我慢を和らげよう。

 

 

 

キューちゃんを作った時に新しく覚えた【煮物にショウガを使う】という技。

今回はとても良く活かせたように思う。

 

味が濃い目なので弁当で持って行くのもアリかもしれない。

 

そして、明日からは3連勤がやって来る。

気が重くて仕方がないが、こればっかりは避けようもない。

気温が落ち着いていることが唯一の救いだ。

新しい台車の使い心地を楽しむとしよう。