いつもみゃーちゃんを気に掛けていただき、

ありがとうございますおねがい

 

 

(柱に隠れているつもりのみゃーちゃん笑い泣き)

 

 

みゃーちゃんは、まあまあです。

食べる量が少し減って一日カリカリ15gぐらいと、ウエットの汁だけ飲みます。

でも、食べてくれているのは嬉しいです。

 

 

 

 

捕獲の後遺症が回を追うごとにひどくなり、

人間が家にいると、警戒心が強くなってしまいました。

 

 

 
土曜日は、一日中コタツの後ろで過ごしました。後ろの左側にいます。
寒いと思うのですが、どうしても出てきません。
(コタツ布団は二重にかけてあり、一枚目と二枚目の間にいます。コタツの電源は入っていませんが、ホットカーペットが敷いてあります。
みゃーちゃんがいる所はホカペはありません。)
 
 
私は出掛けて、お父さんは 部屋に篭り
みゃーちゃんに安心してお布団に移動してもらおうとしたのですが、
タイミングがうまくいきませんでした。
 
 
こういうのが、不憫ですショボーン
 
 
そして日曜日、
お父さんの体調も回復したので、
動物病院に人間だけで行き、
詳しい説明を聞いてきました。
 
 
ここから、とっても長いです。
(一応、お伝えしておきます)
 
 
 
 
 
 
既に電話で治療はしない旨を伝えてありましたが、
この結果を聞いて、治療をしてくれと言われたら、先生も困っただろうと思う内容でした。
 
 
 
 
 
【所見】
採取組織では粘膜固有層にて浸潤性に広がる腫瘍病変が認められ、観察部位によっては潰瘍を伴う。腫瘍巣では上皮性の腫瘍細胞が腺腔形成~管状や乳頭状、小集塊状に増殖する。 腫瘍細胞は類円形や立方形、円柱形を呈し、大小不同を示す類円形~楕円形と少量~中等量の好酸性細胞質を有する。多くの核は核小体明瞭。異型性は高度、核分裂像は多い。間質では線維化を伴う。腫瘍細胞の脈管内浸潤像が認められる。
 
【コメント】
腺癌の増殖が観察されます。 発生部位から小唾液腺に由来する腺癌と考えられます。腫瘍細胞の脈管内浸潤像が認められますので、転移など経過にご注意ください。
 
 
 
ようするに、唾液腺(いくつかあるうちのメインではない唾液腺)に癌が出来て、それが口腔内の皮膚や粘膜に広がって腫瘍となり、既に皮膚の中では線維化が進んでいる。 また、リンパ管や血管にも広がっているので、そこから転移する(している)可能性が高い。
リンパ管や血管は全身をめぐっているので、転移がどこに起こるか分からない。
 
 
そんな感じです。
 
 
 
 
 
もう、CTを撮って云々の状況ではありませんでした。
 
転移先によって症状は様々なので、口だけを気にしていれば良いということでもなく。
 
 
 
もちろん、覚悟はしていましたが、
もしかしたら、良性の腫瘍で、抜歯でご飯をモリモリ食べられるようになって、
腫瘍も自然治癒してしまうかも。  
と、いう希望も持っていました。
でも、そんな可能性は1ミリも残っていないというようなドクターの説明でした。
 
 
こんなことを告げなければいけない先生も辛いですよね。
医師の仕事というのは、そういうことも多いでしょうから、
慣れというのも多少はあるのかもしれませんが、シンドウ先生は、本当に申し訳なさそうで、私達の気持ちに寄り添いながら、
しかし、起こりうる最悪の状況もきちんと伝えてくださいました。
 
 
 
ここで泣いてはシンドウ先生に申し訳ないと思い、必死に堪えながら聞きました。
 
 
 
 
原発よりも転移の方が早く悪化する可能性。
口よりも、内臓や神経やあらゆる所に転移している可能性と、そちらの方が早く進行するかもしれない。
 
 
それと共に口の中もグチャグチャになる。
これは、可能性というレベルの話しではなく、ほぼ確定。
 
 
 
 
 
あとはいかに苦痛を減らせるか?
 
 
 
 
モルヒネのような痛み止めは?という質問に、
 
・注射は数時間。
 
・皮膚に貼るバッチのような薬は、
 脇の毛を剃って貼るのですが、うまく着くかどうが。
 しかも効き目は数日。
 
 
口の中がグチャグチャになってくるので、食べられなくなったら、炎症を抑えるために強いステロイドの注射。
効き目は2週間。しかし、ステロイドは続けると糖尿病になるリスクがあると。
ステロイドを打つなら、早い時点で連れてきてくださいと。
 
 
ステロイドの目的は、炎症を抑えるだけですから、
一時的にお口の痛みが緩和して食べられるかもしれませんが、
栄養をとれば癌も成長しますので、辛い期間が長引くだけです。
まさに、私の母の時と同じ。
 
しかも、捕獲は死ぬほど嫌いなみゃーちゃんに、その負担をかけて注射に通うなんて
とんでもありません。
 
ただ、痛みや苦しみが酷い時に、モルヒネなどの痛み止めがあると良いとは思いました。
我々でも出来る何か良い方法はないのかしら。
 
 
 
とにかく、今あれこれ考えても、今後どうなるのか分からないので、
今後の状況を見て、その時々でシンドウ先生にご相談させていただくということで病院を後にしました。
 
 



 
 

みゃーちゃんの病状は大変残念な結果になりましたが、シンドウ先生に出会えて診ていただけたことは、本当に感謝しかありません。 先生だけではなく、病院の雰囲気もスタッフの皆さんも本当に良いのです。

この出会いは、旅行の際にシッターをお願いしている「いなぎ動物愛の会」代表の小木田さんのおかげです。いつも稲城市の犬や猫の為に愛ある活動をしてくださっている、小木田さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 
 
 
 
 
 

 
 
お父さん曰く「これは我々の修行でもある」と。
 
 
 
動物はシンプルです。
 
 
 
痛い、苦しいを、みゃーちゃんなりに表現するでしょう。
食べないでジッと動かなくなるのか、暴れるのか。
 
 
そして、病魔がみゃーちゃんの生命力を上回った時に、身体は安らぎを得られるのでしょう。
 
 
一番辛いのは、間違いなくみゃーちゃんです。
 
 


 
ただ、それを見ている我々も、やはり辛いでしょう。
できれば、苦しむ姿を見たくはありません。
 

でも、お父さんは、
「どうなっても、それに寄り添うのが、我々のつとめ」だと。
 
 
 

 
そりゃあ、そうだよねーー。えーん真顔絶望
 
 
 
 
 なんか、変な人になりそうです。
 
(元々変だったかも)
 
 
 
 
 
 


 
 
最後に、
先生から印刷していただいたお口の中の写真を載せます。11月22日撮影のものです。
 
 
 
 
苦手な方は、ここまでで。
 
 
 
これからも、みゃーちゃんを一緒に見守っていただければ嬉しいです。
 
 
お母さんでした
 
 







 
 
 
 
写真は、
 
 
 
左側から真ん中に呼吸用のチューブが入っています。
左の上の牙が大きく写ってますが、右の牙はありません。
腫瘍部分は上顎の右側です。
緑の点々の部分が腫瘍です。
印刷した写真をスマホで撮ったので分かりにくいのですが、
他と違って黄色いのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後までおつきあいいただき、
ありがとうございました。
 
 
お口直しに、かわいいみゃーちゃんを。

わたしはいつでもカワイイにゃ~

 
みゃーちゃんでした