いつもみゃーちゃんを気にかけていただき、

ありがとうございますおねがい

 

昨日は、かなり動揺してしまい失礼しました。

 

みゃーちゃんは、

21時過ぎから朝の7時ぐらいまで、

断続的に徘徊していました。




 

とにかくおトイレがすごくて、

7回ぐらい合計15個ぐらいのオシッコ玉を回収しました。


 


 

お口が痛いので夜鳴きはしませんでしたが、

おトイレ、徘徊、爪とぎ、徘徊、ニャルソック、を繰り返していました。

 

捕獲、入院、抜歯のストレスだとは思います。

 

 

 

抜歯によって悪いものがなくなり、

晴れて元気でノンビリなお婆ちゃん生活を満喫できるものだと思っていました。

 

内臓が丈夫なみゃーちゃんですから、あと5年ぐらいは行けちゃうと内心ニマニマしていました。

 

 

しかし、そうは問屋が卸さず。。。。。

 

 

 

昨日のことを冷静に思い出して、覚え書きとして書いておきます。

 

 

まず、抜歯は火曜日か木曜日の予定でしたが、月曜日の夜に新藤先生からお電話をいただき、

火曜日に抜歯の見込みができたので、火曜日の17時頃に迎えにきて欲しいとの連絡でした。

 

 

火曜日は朝から部屋を整え、夕方お父さんと病院へ。

 

 

順番を待ち、呼ばれて診察室へ。

 

正確には、そこにはみゃーちゃんはいなくて、先生だけ。

 

抜歯した歯を見せていただき、「無事に取れました」と。

 

しかし、そのあと続いて出た言葉が、

「麻酔をかけてよーく診たことで、よくないものを発見しました」

 

と。

 

そして、先生がご自身の携帯で撮った写真を見せて説明してくれました。

 

「ここが、歯が当たって起きている炎症で・・・・・

 その横の、これが・・・・・・・・

 右の上顎部です。」

 

「腫瘍ですか?」

 

「はい、たぶん。

 まだ、何とも言えませんが、炎症の部分とは明らかに違います。」

 

 

「これは、手術で取ることができますか?」

 

 

「それは、物によります。

 扁平上皮癌などの場合には、無理です。」

 

 

「扁平上皮癌・・・」 と言って、顔色が変わった私を見て先生が、

 

 

「あ、ご存じですか・・・」

 

 

 

と、いって、採取した物を見せてくれました。

 

「これを病理検査にだしますか?」

 

 

「出してください!」

 

 

「父の癌と雰囲気が似ています。」

 

 

「・・・・・」 無言ですが、少し頷いたような気がしました。

 

 

 

 

 

「癌だと分かっても治療はできませんよ。」

 

「それでも、その後の予想がつき、覚悟ができますから。」

 

 

 

 

そこで、また、先生が、

 

「だた、病理検査に出すことにもリスクがあります。」

 

 

「今回、採取した細胞は、うまく取れていない可能性もあり、検査で癌が検出されなかったとして喜んだとします。

 それでも、病状は悪化していきに、やはり採取が出来ていなかったということになり、そこでもう一度採取して検査をして確認するのかしないのか・・・・」

 

 

 

ここで、お父さんとお母さんは、悟りました。

 

 

要するに、検査の結果はどうであれ、

先生は、おそらく扁平上皮癌であるだろうと、予測しているということです。

 

その辺は、何度か表現を変えての説明があり、

お父さんと私は、理解しました。

 

検査は今回のものを出すだけ。

出ても出なくてもとにかく、一回は検査に出してもらうということにしました。

 

 

一旦、先生との話は終わりにして、

点滴中のみゃーちゃんの処置をするということで、待合室で待ちました。

 

 

他の患畜さんの処置を先に行い、

再度呼ばれて診察室へ。。

 

 

そこには、ぐったりとして、瞳孔だけが全開のみゃーちゃんがいました。

 

「麻酔が切れたばかりなので、まだ、ぼーっとしています。」

 

 

「人間でもそうですが、抜歯で口の中を切開しているので、血が出ています。」

「しばらくは痛いです。」

 

「今晩から明日までは、痛みでぐったりしていると思います。」

 

「明日には、水分だけでもとらせてください」

 

 

「我々が何かを食べさせたり飲ませたりはできません」

 

 

「・・・・・・・・」

 

 

「もしも、木曜日になっても、何も食べたり飲んだりしないようなら、もう一度連れてきてください。」

 

 

「はい、わかりました。」

 

 

 

ということで、みゃーちゃんをキャリーケースに入れて、

帰宅しました。

 

 

麻酔をしたのですから当たり前なのですが、

ぐったりしているみゃーちゃんに我々はかなり動揺して、

とにかくお父さんのお布団の上でキャリーから出そうということになりました。

 

お布団トンネルの入り口にキャリーを置き、

みゃーちゃんを撫でてみます。

 

みゃーちゃんは、動かずになすがまま。

と思ったら、小さく唸っていました。ムキームキームキー

 

でも、動く元気もなく、お父さんとお母さんに代わる代わる撫でまわされる。

 

あまりやりすぎも可哀想だよねということで、

そのままキャリーを布団の上に置いて、

一旦、みゃーちゃんを一人にしました。

 

 

近所のお蕎麦屋さんで、食事をするも、

お母さんは涙が止まらず・・・・・・・・・

 

お店の大将が心配しているので、「猫が・・・・・」と話すと、

 

 

「猫! うちにも4匹いるよ!」 と。

 

 

何でも、

4匹のうちの1匹が8月に虹の橋を渡たり3匹になったと思ったら、

ちっちゃい三毛猫が迷い込んでいきて、結局4匹に戻ったのだと。

 

こんな国道沿いに子猫がいるはずはありません。 

きっと捨て猫でしょう。

でも、幸せなお家に入ることが出来てラッキーな猫さんです。

 

 

そんな話を聞きながら食事をして戻ると、

みゃーちゃんは、オシッコを大量にして、布団に潜っていました。

 

いつもは、昼間はお父さんの布団で、夜はコタツなどに入るのですが、

今日はこのまま布団で寝かせてあげようと、

お母さんは別の部屋で寝ることにしました。

 

 

2時間ぐらいした頃、みゃーちゃんは、お父さんの布団の中で

少しだけゲーをしてから、おトイレに行き、

なんと、キャット―タワーに登りました。

 

もう、二人ともビックリ。

(その様子は、カメラで見ています)

 

あんなにフラフラだったのに、タワーに登るとは!

 

まあ麻酔から覚めたということでしょう。

 

そして、そこから、みゃーちゃんの怒りの長い夜が始まったのでした。。

 

 

こんなに動けるんだという驚きと、

あまり動くと体力が消耗してしまうという心配と。

 

 

お父さんに

「大丈夫かな?こんなに動き回ったら、体力を消耗しちゃうから心配」

 

というと、

「これからは、みゃーちゃんは、いつでもemergencyだから。」という返事が返ってきました。

 

 

そうだよね。

 

emergency

 

 

 

まずは、お水を飲んでもらわないと。

 

 

 

みゃーちゃんは、7時前に布団に入り、寝ています。

 

 



 

お父さんは、いつも冷静な人ですが、

ジャージのズホンを後ろ前を反対にはいたり、茶こしでコーヒー豆をすくおうとしたり、

やはり動揺しているようです。

 

 

お母さんも、とにかく現実は受け入れました。

 

我々の力では、どうすることも出来ないですから。

 

 

あとは、検査の結果もそうですし、みゃーちゃんがどう変化するか?

 

慎重に見守りたいと思います。

 

 

お母さんでした