様々なニュースをお伝えする＜News Angle＞。今回は、昨年12月30日に亡くなった歌手・八代亜紀さんのお別れの会が行われ、小林幸子さん・研ナオコさん・五木ひろしさん・高見沢俊彦さん(THE ALFEE)・里見浩太朗さんなどが訪れ、八代さんとの別れを惜しんでいました。このニュースをお伝え致します。
昨年12月30日に73歳で亡くなった歌手・八代亜紀さんを偲ぶ「八代亜紀 お別れの会～ありがとう…これからも～」が昨日(26日)、東京・蒲田にある片柳アリーナで執り行われました。生前ステージ復帰を熱望していた八代さんの想いを実現するため、コンサート形式で執り行われ、ナレーションは音声合成によって生成された八代さんの声が流れました。
八代さんは昨年(2023年(令和5年))9月、膠原病の一種で指定難病の抗MDA5 抗体陽性間質性肺炎と進行性間質性肺炎を発症。療養を続けていましたが、昨年12月30日に亡くなりました。
お別れの会は、八代さんの想いを実現するため、コンサート形式で執り行われました。会場は、八代さんのコンサートが開催されることが検討されていた日本工学院専門学校が保有する多目的施設の片柳アリーナ。お別れ会の制作・運営には、音楽業界を志す同校の学校有志が参加しました。
祭壇となった"ステージ"には、コンサートで実際に使用していた美術セットが組まれ、献花台には八代さんが好きだった胡蝶蘭、好きな色の紫のカーネーションなどが飾られていました。そして遺影は2018年(平成30年)に撮影されたピンクドレス姿の写真、最後の演目のみ、2015年(平成27年)に撮影されたプライベートショットが飾られています。
PM1:00開演の第1部には、アーティストや関係者、後援会会員が参列しました。バンド生演奏に八代さんの生前の歌唱音源を乗せ、コンサートでのMCやAIの音声合成技術を活用して生成された八代さんの声によるナレーションが流されました。
開演直後には八代さんの声で「皆さん、お元気でしたか…八代亜紀です。今日は、私のためにわざわざお出かけ下さって、本当にありがとうございます」と参列者に呼びかけ。「昨年暮れ、残念でしたが、長い歌手人生に終止符を打ちました。苦しい時も楽しい時も心の支えになったのは皆さんからの声援でした。感謝の気持ちでいっぱいです」とメッセージ。
「今日は「ありがとう…そしてこれからも」そんな思いを込めた集いになればいいなぁと願っています。どうぞ思い出話などをしながらひと時をお過ごしください」と伝えられました。
これらのナレーション音声は、八代さんが自身の声を残したいと希望し、2020年(令和2年)に「声辞書」を作成するために必要な音声を録音。約400の文章を八代さんが読み上げ、その音源データをもとに、八代さんのような自然な音声合成を実現させたということです。
3曲目の「一枚のLP盤」では、スクリーンに両親との家族ショットが投影される中、八代さんが「聴こえますか…聞こえますか…父さん譲りの私の声が」と歌い、参列者の涙を誘っていました。
その後も演目が続く中、雨の中駆けつけた参列者による献花が行われ、それぞれが八代さんへの慕情を抱きながら、花を手向けていました。
八代亜紀さん(享年73)
「お別れ会～ありがとう…これからも～」開催
という訳で、昨年12月30日に亡くなった歌手・八代亜紀さんのお別れの会が東京・蒲田にある片柳アリーナで行われました。
コンサート形式で執り行われ、親しかった小林幸子さん・五木ひろしさん・研ナオコさん・高見沢俊彦さん(THE ALFEE)・里見浩太朗さんなどが参列されました。
更に特徴的だったのは八代さんの声がAIで再現されたということです。
元々今回の会場となった片柳アリーナは、東京・蒲田に拠点を置く日本工学院専門学校が所有している多目的施設で八代さんのコンサートが計画されていた場所でもあるのです。
そのため今回のお別れ会には日本工学院で音楽業界を志す有志が集まって運営が行われていました。
まさしくコンサートを観ているようなそんな感じがありました。
改めて八代さんは本当に愛されていたんだなぁと感じました。
改めて八代亜紀さんのご冥福をお祈り申し上げます。