AKB48グループの最新情報をお伝えする＜AKB48 Angle＞。今回は、17年に渡ってAKB48を支え続けた柏木由紀さんの卒業コンサートが行われました。この話題をお伝え致します。
AKB48・3期生でキャリア17年間の最年長メンバー"ゆきりん"こと柏木由紀さん(32)が一昨日(16日)、横浜・ぴあアリーナMMで「柏木由紀卒業コンサート～17年間、歩いてきたこの道～」を開きました。AKB48誕生1年後の2006年(平成18年)12月に中学3年で翌2007年(平成19年)4月に劇場デビュー以降、17年の長きに渡り中心メンバーとして活動した功労者の集大成となるコンサートには、卒業生15人も駆け付け、門出を祝福しました。
オープニングでは純白のドレス姿、ティアラ、大きなリボンをつけて登場した柏木さんは、ストリングスとピアノの演奏のみでソロ曲「火山灰」をしっとりと歌い上げ幕開け。会場が赤一色に染まる中、中学を卒業後に故郷・鹿児島から上京した自身の代表曲でスタートすると、現役メンバーが合流し、キラキラのアイドル王道曲「ポニーテールとシュシュ」「言い訳Maybe」「大声ダイヤモンド」「シアターの女神」を連発。ファンも気合のこもったコールで盛り上げました。
ユニット曲パートからは柏木さんとゆかりの深い卒業生が続々登場しました。「でもでもの涙」では"さえゆき"コンビとして人気のあった宮澤佐江さん(2期生)とデュエット。前田敦子さん(AKB48・OG)、山本彩さん(NMB48/AKB48・OG)、北原里英さん(AKB48/NGT48・OG)、石川梨華さん(モーニング娘。OG)からのビデオメッセージ後、派生ユニット「フレンチ・キス」が復活を遂げ、会場は大歓声に包まれました。
フレンチ・キスは柏木さん、4期生の倉持明日香さん、6期生の高城亜樹さんの3人組で、2009年(平成21年)9月にデビュー。2015年(平成27年)11月にさいたまスーパーアリーナで解散しました。解散以来8年ぶり復活となった"フレキス"は「If」「カッコ悪いI love you!」の2曲を披露し、会場を沸かせました。
この他、「RIVER」では高橋みなみさん(1期生)が登場し、冒頭の「AKB－!」の号令を担当。「少女たちよ」では横山由依さん(9期生)が、チームYJの「Chooose me!」ではオリジナルメンバーの指原莉乃さん(5期生)、峯岸みなみさん(1期生)も駆け付けました。
アンコールではピンクのドレスを纏って登場した柏木さんは、卒業スピーチで17年間の活動を振り返り、「夢のような日々でした」と話しました。ファンに「卒業しても皆さんの前ではアイドルでいさせてください」と伝えると、「17年間という長い間、AKB48でいられたこと幸せです」「私にとってAKB48は人生そのものです」と涙はみせずに言い切りました。
総合プロデューサー・秋元康さんが書き下ろした卒業ソロ曲「最後の最後まで」を歌い始めましたが、2番に入ると、柏木さんはうつむき、歌うことが出来なくなってしまいました。気持ちを立て直して歌い切ると、深々と一礼。続いて「チームB集合!」と号令をかけ、初代チームBメンバーの浦野一美さん・平島夏海さん(1期生)、同期の片山陽加さん・田名部生来さん・仲川遥香さん・仲谷明香さんがステージに集結し、おなじみの円陣の後、チームB代表曲「初日」や、「約束よ」を歌い、ファンの涙腺を潤ませました。
そして、現役総勢46人、OG15人がステージに大集結。チャイムが響き渡ると全員で「桜の花びらたち」を、ラストはこの日2回目の「遠距離ポスター」を現役メンバー全員で歌い、大団円を迎えました。
現役メンバー一人一人から一輪ずつ花をサプライズでプレゼントされた柏木さんは「17年間沢山の愛情と幸せな思い出をありがとうございました。私は世界で一番幸せです。ありがとうございましたー!」と叫び、最後は投げキッスと余韻を残してステージを後にしました。
AKB48 柏木由紀
卒業コンサート ぴあアリーナMMにて開催
という訳で、ゆきりんさんの卒業コンサートがぴあアリーナMMで行われました。
コンサートでは思い出の曲を中心に構成され、歴代の卒業メンバー15人も駆け付けゆきりんさんの卒業に花を添えていました。
ゆきりんさんにとってもこの17年間のAKB48での生活はかけがえのないものになったのではないかなぁと思います。
ゆきりんさん 17年間本当にお疲れ様でした。