連載25周年を超えた「美少女戦士セーラームーン」。

昨年DVD&Blu-rayがリリースされた乃木坂46版セラミュ、新作が延期となったミュージカル、現在<後編>が公開中の劇場版アニメ「Eternal」、そしてOG・OBメンバーの最新情報をお伝えする<セーラームーン Angle>。今回は、現在公開中の「Eternal」でもセーラーマーズ/火野レイ役として活躍している佐藤利奈さん、ルナ役・広橋涼さんが「ARIA The CREPUSCOLO」の完成披露舞台挨拶映像付き上映会に登場しました。この話題をお伝え致します。

 

テレビアニメ「ARIA」放送開始15周年記念作品となる完全新作アニメーション「ARIA The CREPUSCOLO」の完成披露舞台挨拶映像付き上映会が先月(2月)28日(日)、新宿ピカデリー(東京)、ミッドランドスクエアシネマ(名古屋)、なんばパークスシネマ(大阪)の3劇場で行われました。この完成披露のために特別に収録した映像付き上映には、声優・広橋涼さん(アリス役)、佐藤利奈さん(アテナ役)、茅野愛衣さん(アーニャ役)、佐藤順一総監督、名取孝浩監督が登壇しました。

 

 

無事に公開される運びとなり、広橋さんは「「ARIA」は私の身体にあるものなので、久しぶりという感じではなかったのですが、新しい映像を観ることが出来る事が、凄く嬉しいなぁと思いながら収録に臨んでいました」、佐藤さんも「私は、本作から一緒に歩むことになったのですが、凄く長く愛され続けている作品に、自分自身が携われていることが夢のようと言いますか、不思議な気持ちです」と振り返りました。

 

一方、茅野さんは「アーニャ役としては、前作の「The AVVENIRE」からの出演だったのですが、元々「ARIA」が大好きで、この業界に入ってきたので、こんな…夢が叶うことがあるんだなぁと思いました。そして今回、新作という事で関わらせていただけて、幸せを噛みしめています。こうやって一緒のステージに立てるという事がまさにミラクルだなぁと思います」と作品との出会いに感謝していました。

 

佐藤さんが演じるアテナは、2011年(平成23年)に亡くなった川上とも子さんが演じていたキャラクターで、今回の映画で後任として担当しました。演じることについて意識したことは「お話をいただいて大変光栄だったのですが、(川上)とも子さんは唯一無二の役者さんですので私に務まるかどうかとても不安で、「(川上さんに)声質や色合いの似ている方が他にいらっしゃる気がします」とお返事しました」と説明。

 

「そしたら、佐藤総監督から「僕は似ているところがあると思っている」という温かいメッセージをいただきまして、佐藤総監督が大丈夫と言ってくださるのであれば、どこか通じるものがあるのかもと思いまして、私でお役に立てることがあるのであれば「やらせていただきます」とお返事いたしました」と打ち明けながらも、「ですが、こんなに…オレンジ色が多いなんて…(笑)、びっくりしました」と笑いを誘いました。

 

原作はWeb漫画サイト「MAGCOMI(マグコミ)」にて「あまんちゅ!」を連載中の天野こずえさんが描いた未来型ヒーリング・コミック「ARIA」で水の惑星・アクアを代表とする観光都市で知られるネオ・ヴェネチアで、プリマ・ウンディーネになる夢を叶えた水無灯里と仲間の日々を描く物語。第1期が2005年(平成17年)、第2期が2006年(平成18年)、第3期が2008年(平成20年)に放送され、今回の完全新作アニメーションはテレビアニメ放送開始15周年を記念して企画されたものです。

 

映画「ARIA The CREPUSCOLO」

3月5日(金)より全国ロードショー

 

という訳で、テレビアニメ放送開始15周年を記念して劇場版がいよいよ今週末の3月5日(土)に上映されることになり、広橋涼さん、佐藤利奈さん、茅野愛衣さん、佐藤順一総監督、名取孝浩監督が登壇しました。

 

それぞれ出演への思いを語り、利奈さんは自らが演じるアネナについて語り、もともとこの役は2011年(平成23年)に亡くなった川上とも子さんが演じていた役柄で今回の映画で後任として担当されました。

 

実は一旦利奈さんは他の方がいらっしゃるのではないかと話し、返事をしたそうです。

その後佐藤順一総監督から「僕は似ているところがある」という温かいメッセージをもらい、考えた結果受諾したというのです。

 

そんな思いも込めた今回の作品。

後悔はいよいよ明後日・5日(金)からとなります。

 

皆さん 是非ともご覧ください。