今日3回目の<News Angle>。今回は、福岡県福岡市に本社があり、福岡銀行・親和銀行・熊本銀行を傘下に置くふくおかフィナンシャルグループと同じ長崎県に本店を持つ十八銀行が来年(2019年)4月に経営統合することが明らかになりました。このニュースをお伝え致します。

 

長崎県での地方銀行再編を巡って、公正取引委員会は昨日(23日)、親和銀行を傘下に置くふくおかフィナンシャルグループと十八銀行の統合を認めることが明らかになりました。今日(24日)にも発表する予定です。1千億円弱の融資企業が競合する他行に借り換えるメドが立ち、経営統合によって同県の中小企業向け融資が独占状態になることを回避しました。正式な通知を受け、来年(2019年)4月に正式に経営統合します」と発表しました。

 

公取委は昨日(23日)、最終的な意思決定を行う委員会を開き、両社の統合計画を承認すると確認しました。両社が統合に向け基本合意したのが2016年(平成28年)2月。2年超に及んだ異例の審査が遂に決着します。

 

ふくおかフィナンシャルグループ・十八銀行

来年(2019年)4月をもって経営統合へ

 

という訳で、福岡銀行・親和銀行・熊本銀行を中心としたふくおかフィナンシャルグループと親和銀行と同じく長崎県に本店を置く十八銀行が来年(2019年)4月をめどに経営統合することが明らかになりました。

 

カキコにもあったように両社が経営統合に向け基本合意したのが2016年(平成28年)2月。実に2年半にわたって続いた公取委の統合計画承認。

 

経営統合で独占体制になるというのが引っ掛かり、何度も協議が行われ、今までに2度統合延期となっていましたが、遂に昨日(23日)統合承認となりました。

 

これで4つの銀行を傘下に置くことになったFFG。

果たしてこの先どうなっていくのか? 今後も注目していきたいと思います。