私が倉木麻衣の音楽と出会ったのは、2ndシングル「Stay by my side」でした。

2000年3月当時、既に時の人となっていたのでもちろんその人の事は知ってはいましたが、その程度…。

たまたま中古ショップをフラフラしていたら、偶然目が合ったんです。





バチーン☆

発売間もなかったはずが、1枚だけ棚に置いてありました。

だ、誰だ!? と思いましたね…。
芸術的じゃないですか?このジャケット笑

オレンジのフィルターが施されて暖かな印象を作っています。
この時のイメージが強いのか、私の中でこの曲は完全にオレンジのイメージです。

1stはカーキ
3rdはピンク
4thはグレー
1stALはセピア

初期は色のコンセプトでもあったのでしょうか?

アートワークと楽曲が良い感じでマッチしていました。

ジャケットって大切ですよね。

そんなこんなで思わず手にとってしまいました。

「あ、ニューシングル出たんだ」
と、全く内容含め予備知識はありませんでしたが興味もあったのでいわゆるジャケ買いです(中古…)。


この作品の素晴らしさは語るまでも無いですね。
このCD一枚を通して、心を鷲掴みにされました。

それまで特定の歌手のCDを買うなどしてこなかった私の『始まり』の人が倉木麻衣です。


それから、他の歌手の音楽を聞き出したり、ギターを趣味で始めたりと、少しずつ音楽を嗜むようになりました。

高校時代は椎名林檎のコピーバンドをやったり…

天野月子の布教活動に勤しんだり…笑

天野月子「B.G.~Black Guitar+Berry Garden~」

この方は正に『アーティスト』
色んな表情の曲があり素敵です。
↑の曲は、可愛い×カッコいいが良い塩梅で、馴染みやすいポップロック。

私の周りでは青春系パンクロックバンドが人気でしたが、そこにはあまり惹かれなかった私。

少し天の邪鬼というか、ひねくれたところがあった若かりし頃だったかも知れません。


大学に入ってからは、ポップスと言えば Rie fu ばかり聴いていましたね。

Rie fu 「decay」


基本アコースティックサウンドに、伸びやかで良い具合に脱力した歌声がツボです。

この方も正に『アーティスト』

色んな表現をされます。


この時期、エレキギターからクラシックギターに持ち替えたこともあり、クラシックやフラメンコもかじるようになりました。


アンドリュー・ヨーク
パコ・デ・ルシア
ヴィセンテ・アミーゴ
村治佳織
大萩康司
朴葵姫

ギターをされている方なら、私のミーハーぶりが良くお分かりいただけるかと思います笑

Andrew York 「Sunburst」

新しい風を吹かせたクリエイター。

Vicente Amigo 「月の小径」

フラメンコギターをソロ音楽にまで高めたエンターテイナー。

カッコいいなあ…。


付き合う友人、周りの環境など、様々な変化の中で出会ってきたアーティストの方々。

そう多くは無いですが、その時々で私の憩いでした。



でも、すぅっ…と聴かなくなっていくんですよね。


そんな中で、今でも聴き続けているのは倉木麻衣です。

聴き続けられる理由は何だろうか。

元々、メロディやアレンジ、歌声含めた全体的な『音のイメージ』でしか聞いて来なかった私ですが、最近ようやく歌詞を聴き込むようになってきました笑


そうすると気づきます。

メッセージに芯がある。

20年間、基本的に同じことを歌い続けています。

それは『夢』です。

他の方々に何か一本通ったものが有るとか無いとか、そう言う訳ではなく、その芯が私には刺さった、と言うことです。

下手をすると飽きられるかもしれない。

正直私は惰性で聞いている時期もありましたm(__)m

しかし、その変わらないものに安心し、尊敬が生まれてきました。

倉木麻衣は挑戦し続けている人ですが、ベースには変わらない物を持っている人ですよね。

次の新譜が待ち遠しいですが、きっとそこにも変わらないものがあるんだろうな。

楽しみで仕方がありません。

6月中には配信なりで新譜が届くそうです!
ワクワク♪

お付き合いありがとうございましたm(__)m


さて
次回は「You look at me~one」を取り上げたいと思います。
メロディ、言葉の響きに心を掴まれた一曲ですが、歌詞については良く考えて来ませんでした。
チャレンジしてみたいと思います。