韓国に移住して、結婚ビザでの暮らしが始まってから3ヶ月目が経ちました。
少し前まで、「外国人登録証明書」が届くまでは本当に何もできない状態だったのですが、ようやくそれも手元に届き、今は重い腰を上げて一歩ずつ動き出しています。
雇用センターに行ってみたり、多文化センターの韓国語授業に通ってみたり、社会統合プログラム(KIIP)を受けてみたり。とにかく、今の自分に「やれること」は片っぱしからやってみる毎日です。
日本にいた頃は、看護大学を卒業して看護師として働いていました。
来年、韓国で「外国看護学校認定」の書類を提出して審査を受けるつもりで、そのための準備も少しずつ進めています。
毎日、やるべきことも、やれることもたくさんある。
それなのに、ふとした瞬間に、ものすごい無力感に襲われることがあります。
日本での生活とは違って、ここでは「韓国語がうまく話せない・聞き取れない」というだけで、まるで自分が何もできない赤ちゃんになってしまったような気持ちになるのです。
最近も、それを突きつけられる出来事がありました。
「韓国の看護の大学院にも行ってみようか」と思い立ち、準備を進めていたときのことです。
私が日本の大学に入学した当時、まだ私の大学では「GPA(成績評価基準)」が導入されていませんでした。そのため、成績のGPA換算ができず、韓国の大学院に問い合わせても「受け付けられない」と何箇所も断られてしまったのです。
今、最後の望みをかけて1つの大学院と交渉を続けているのですが、それも上手くいくかは分かりません。
何より悔しかったのは、その大学院への問い合わせの電話で、相手の韓国語をうまく聞き取れなかったこと。結局、電話口でパニックになりかけ、メールでのやり取りに切り替えてもらいました。
文字になれば理解できるのに、電話だと伝わらない。自分の不甲斐なさに、どっと疲れが出てしまいました。
少しでも自分でお金を稼ぎ、出来ることを増やそうと、日本企業の在宅ワークにも数十個応募してみました。
けれど、返ってくるのはお見送り(不採用)の通知ばかり。中には怪しい詐欺まがいの案件もあり、社会の厳しさを痛感しています。今はとにかく実績を作るために、1件数円のアンケートに答えたり、小さな案件をこなしたりする日々です。
やれることはたくさんあるはずなのに、今の自分には「できないこと」が多すぎる。
そんな現実を前に、今日は少しだけ挫折気味な気持ちでいます。
それに加えて、私の頭の中には「これからの未来」のタスクもぎっしり詰まっています。
夫からは「5年後くらいにアメリカに行きたい」という希望を聞いているので、韓国語だけでなく5年後に向けた英語の準備も始めなければいけません。
さらに追い打ちをかけるように、こないだ受けた妊娠前検査では、「卵子の数が40歳並みだから、他の人よりタイムリミットが短いかもしれない」と言われてしまいました。10月からは妊活も始める予定です。
出産前に、少しでも自分の足で立てるように、できることを増やしておきたい。
そう焦るのに、目の前の現実はなかなか上手くいかなくて、心が空回りしてしまいます。
「今はまだ、移住して3ヶ月目なんだから、できなくてしょうがない」
そう自分に言い聞かせるけれど、心と頭が追いつかない日もあります。
でも、きっと人生ってこういうものなのだろうな、とも思うのです。
こうやって新しい環境に飛び込んで、いろいろやってみて、失敗して、派手に挫折して……その中にたまに、小さな成功があって。この不器用な過程を繰り返しながら、人は少しずつ成長していくんだよね、と自分を鼓舞しています。
今日も、そんな葛藤の中に身を置きながら奮闘中です。
同じように、新しい環境や、思い通りにいかない毎日のなかで戦っている人がいたら、「一緒に一歩ずつ進みましょう」と伝えたいです。

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