守ること | ココロハレルヤ

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日々ふと感じたこと、思ったこと、考えたことを心のままに書いてみたいと思います

わたしは

「守り」たくて

合気道をしていた



ジャッキー・チェンに
憧れて
武道をやりたいと思っていた
子供の頃

その頃のわたしの近くにあったのは
剣道

剣道をやりたいと
姉に言ったら
お金がかかって
親に負担が掛かると教えられ

当時
剣道をしていた友達に
相談したら
友達は
アザだらけの腕を見せて
こんなになるよ
と言われ

無理ーーーー!

思ったのだ

そうして
アザだらけにならずに済む
武道を(笑)求めたようである
基本びびりんちょなのです😅

大学生になり
目にした「合気道」

動きの美しさに惚れ込み
始めた

あれから
30年😆

ようやく

どうして
わたしは合気道をやりたいのか
理解したのである

わたしは
守りたかった

最初は
母を守りたかった

と思っていたのだけれど

どうもしっくりしない

わたしは
父によく怒られる子供だった

わたしは
わたしを
守りたかったのだ
誰よりも

だけどね
わたし
父も
大好きだったから
父を痛め付けることなんてしたくなくて

護身術
と言われる
合気道と
巡り合うように
したのだろう

あぁ
わたし
わたしを守りたかったんだなぁ
父のことも守りたかったんだなぁ

その思いをずっと持ってて
わたしは合気道をしていたのか

気付いたのである

うん?

父も
わたしを守りたくて
怒ってくれていたのだよ

わたしは
何から
守ろうとしてるの?

あぁ
もう
守るのも手放す時が来たんだな

って
わかりました

守らなくてもいい世界

なのです

そもそも
この世界は





倉敷天領塾で
OG指導員をしてくれている
よっちに
稽古のあと
質問しました

「何を大切に稽古してる?」

彼女は穏やかな表情で言いました

「相手を信頼することです」

あぁ
深いなぁ
素晴らしいなぁ
感動です

わたしは
彼女の織り成す合気道が好きで
それは何故なのかを
理解できた気がしました

彼女は
誰よりも
自分自身を信頼している

だからこそ
目の前のひと
その世界を
信頼出来ている

そこには
もちろん
敵なんかいなくて

安心・安全の場でしかない
安心・安全の世界でしかない

完敗です😁




わたしは
「守る」ためよりも
自分とまわりを信頼して
「仲良く」なる合気道が好き

目の前のひとは敵ではない
大切な「稽古相手」なのだ
それは
人生の上でもそうなのだ

自分を信頼でき
自分をリスペクトできたとき
目の前の世界が変わる



今まで
わたしを守ろうとしてくれたこと
ありがとう

これからは
仲良くなろう
仲良くやろう

わたしがやっているのは
そんな
合気道です