会社にしばらく使っていないプリンターがありました。もう10年以上前のモデルですが、EPSONのEP-976A3といって、A4プリンターながら手差しでA3が入るというなかなか便利なやつでした。そのため以前はメインで使っていたのですが、サポートが切れてこれ以上修理ができなくなったこともあり、またほかのプリンターも何台かあるため一線を外れていました。しかしインクの在庫があったため、捨ててしまうのも惜しくて予備の予備の予備ぐらいのつもりで置いてありました。

 

 インクも古くなってくるしノズルも詰まってそうなので、可能なら使い切ってしまおうかと思って久しぶりに起動すると、意外にノズル詰まりもなく機嫌良く動きます。そのために「まだまだ現役か」と思ってちょっと多めの印刷をかけたのがよくなかったか…途中でおかしな音がし始めたな、と思ったら、ガコン!となってエラーが出て停止。開けてみるとヘッドを動かすベルトがブッチンといっていました。こらアカン…(涙

 

 

 ベルトだけならどこかで入手したら自分でも換えられるんだろうか…などと思わなくもないのですが、どこからどう手を入れていいかもわかりませんし、労力や費用に見合うだけの確実性もありません。そもそもメーカーの修理対応期間が6年しかないっていうのも困ったものですし、修理屋さんに持っていってもたぶん新しいのを買ったほうがいいぐらいの値段になると思いますので、残念ながらお払い箱です。残ったインクを使えるモデルがまだ1台かろうじてあるみたいですけれども、そのためだけにわざわざ買うかどうかは悩みどころ。

 

 それにしても、やっぱり人間も機械もそれなりに動き続けてないとダメなんだろうなぁ…。仕事でもヒマな期間が長いと次に動いたときに身体がつらいものです。単純に歳のせいかもしれませんが(汗