病院で理学療法士として働いていた頃。
「膝が痛い」
「腰が痛い」
「体が動かしにくい」
そんなおじいちゃんやおばあちゃんとリハビリをしながら、よく冗談みたいに言っていたんです。
「油さしたいね〜」って。
ちょっと笑いながら、
「ごま油でもさしたらいいかもね〜」なんて。
あの頃の私は、まさか本当に
“オイルを使って体を整える仕事”をするなんて、1ミリも思っていませんでした。
でも今、私は白ごまオイルをベースに、ハーブがたっぷり入ったオイルを使って、人の体に触れています。
あの時、笑いながら話していたことが、
今こうして現実になっている。
人生って、本当におもしろいなと思います。
理学療法士を辞めたわけではありません。
20年続けてきたこの仕事は、
私の中にしっかり根を張っていて、
体を見る視点も、心に寄り添う姿勢も、
全部今の私をつくっています。
ただ、「どこかに雇われて働く」だけが
働き方じゃないと思っただけ。
もっと自由に、もっと本質的に、
“人が元気になる関わり方”があるんじゃないかって。
そう思った時に出会ったのが、アーユルヴェーダでした。
体だけじゃなくて、心も、魂も。
全部ひっくるめて整えていくこの考え方は、私の中にすっと入ってきて、
「これだ」と思えたんです。
もともと私は、誰かのために何かをしたい、という気持ちが強いタイプ。
いわゆる“奉仕精神強め”な人です(笑)
でもそれも含めて、
これが私の生き方なんだろうなと思っています。
そして今、私の中にあるこれからの夢。
それは「元気に生きる」をテーマにした、共生型の居場所をつくること。
子どもも、お年寄りも、
障がいがあってもなくても、
子育て中のお母さんも、地域の人も。
みんなが自然に集まって、
誰かとつながって、
安心して過ごせる場所。
ただケアを受ける場所じゃなくて、
「役割」があって、「出番」があって、
“生きてる実感”が持てる場所。
そんな空間を、沖縄でつくりたいと思っています。まだ形はこれから。
でも、不思議とブレていない感覚があります。
理学療法士として積み重ねてきた時間。
アーユルヴェーダと出会ったこと。
人に触れ続けてきた経験。
全部がちゃんとつながって、
今ここにある。だからきっと、これからも大丈夫。
ひとつひとつ、経験しながら、
出会いながら、形にしていきたいと思っています。
あの頃、笑いながら言っていた
「油さしたいね」
その一言が、未来につながっていたように。
これからの私の想いも、きっとどこかで
誰かとつながっていく。
そんな風に信じながら、
今日もまた一歩、進んでいきます🌿