今週から、いよいよ「夏休み」に入りました。

この夏休み中には、もちろん「授業」はありません。

でも、PTA・地域が主催する「夏休みワクワク教室」が、いくつか実施されています。

 

今日の午後は、このワクワク教室が、音楽室で行われました。

内容は、「金管バンドの楽器体験」です。

 

勤務校では、放課後の週3回の「金管クラブ」が活動しています。

4・5・6年生の希望者約20名が参加しています。

今日のワクワクでは、この金管バンドメンバーが、メンバー以外の希望者に楽器を体験させるという内容でした。

1年生から4年生まで、計15名の児童が体験参加しました。

 

最初は、金管バンドメンバーによる演奏です。

演奏曲は、5月から少しずつ練習してきた「名探偵コナンのメインテーマ」でした。

今まで、各パートの練習、そして合奏練習を進めて来て、今回初めて人前で演奏することになりました。

 

1年生から4年生まで15名の参加者は、音楽室の前の方で床に座って、この演奏を聴きました。

こんなに目の前で金管楽器の演奏を聴くのは、たぶん、全員が初めてだったと思います。

演奏は、何とか途中で止まらずに、最後まで通すことが出来ました。

 

続いて、いよいよ「楽器体験」が始まりました。

参加児童は、2~3名ずつのグループに分かれて、各楽器を順番に全部体験します。

金管楽器は、トランペット・アルトホルン・トロンボーン・ユーフォニアム・チューバの5種類です。

打楽器も体験します。ドラムセット・木琴、鉄琴類の2種類、合計7種類の楽器を交代で体験しました。

 

各楽器の体験時間は5分間です。

金管楽器は、マウスピースだけ→楽器を付けて音を出す、と少しずつ体験しました。

2年生の身体が小さい児童も、大きい楽器チューバを体験し、少しですが、音を出すことが出来ました。

トランペットも、多くの児童が音を出せたようです。

 

体験時間は、7種類全部体験して約1時間でした。

金管バンドメンバーは、この体験の指導を7回繰り返したことになります。

 

最初の1~2組では、どうして指導したら良いか分からずに困っていたような様子もありましたが、だんだん教えることに慣れて来ました。

後半では、具体的にていねいに教えることが出来るようになりました。

たぶん、自分が教えてもらった時と同じように、体験させてくれたんだと思います。

 

体験に参加した児童たちは、多くの楽器の体験が出来て、満足そうでした。

楽器に興味があっても、なかなか、自分で音を出してみることが出来る機会は、ほとんどありません。

今日は、音楽に興味がある児童たちにとっては、とても楽しい時間になったと思います。

 

金管バンドのメンバーは、実は1学期に放課後の習い事と重なって何名かが辞めてしまい、人数が少なくなってしまいました。

9月からは、放課後練習3回のうちの2回を朝練習に変更します。

そして、3年生から、追加メンバーの募集を行う予定です。

今日体験した3年生から、金管バンドのメンバーとして加入してくれる児童が何名かいると良いなと思います。

もちろん、体験できなかった3年生も大歓迎です。

 

2学期からの金管バンドの活動が楽しみです。