4年生の6月の題材は「いろいろなリズムを感じ取ろう」です。
先週までは、「手拍子のリズムアンサンブルを楽しみましょう。」という目標で、「楽しいマーチ」に取り組みました。
手拍子で2つのリズムを練習し、この2つのリズムを同時に叩きました。
この時、手拍子の音色を少し変えて合わせました。
<リズム1>「タン(ウン)タン(ウン)|タンタタタン(ウン)」→ 両手の間に空気の量を多くして、良く響く音
<リズム2>「(ウン)タン(ウン)タン|(ウン)タンタタタン」→ パーのままで、あまり響かない(手が痛い)音
普段は、手拍子を叩く時、あまり音色のことは考えずに、なんとなく叩いています。
でも、今回は、叩く方法を工夫して、2種類の音色で叩くことを経験することが出来ました。
指導用CDの模範演奏を聴きながら、手拍子を2グループに分かれて合わせました。
音色を変えることによって、児童たちもリズムアンサンブルを楽しく進めることが出来たと思います。
今週の目標は、「リズムばんそうのおもしろさに注目して、えんそうしたりうたったりしましょう。」です。
教材は、教科書に載っている「いろんな木の実」を使いました。
まずは、全員で範唱を聴いて、一緒に歌いました。
続いて、伴奏に使っている3つの楽器のリズムを練習しました。
<マラカス> 「タッタッタッタッ|タッタッタッタッ」
<ギロ>「ターッタッタッ|ターッタッタッ」
<クラベス>「タン(ウ)タ(ウン)タン|(ウン)タンタン(ウン)」
クラベスのリズムが少し難しく、何度か練習しました。
続いて、グループ毎に楽器を分担して、この3種類の楽器の演奏に挑戦しました。
ギロは、楽器の数が少ないので、同じリズムをウッドブロックで練習しました。
やはり、クラベスのリズムが難しそうでした。
また、マラカスは、どうしても腕を振ってしまうので、八分音符のリズムが良く出せない児童が多かったです。
ギロの持ち方や「ギ―ッ」という音の出し方にも苦労していました。
最後は、歌のグループと楽器伴奏のグループに分かれて、歌と楽器で合わせました。
ギロのリズムに、コンガとボンゴを加えて交代で伴奏しました。
コンガの希望者が多く、演奏の途中で交代しながら合わせていきました。
歌のグループも、楽器の伴奏に合わせて楽しそうに歌っていました。
児童たちは、やはり、色々な楽器に挑戦出来て楽しかったようです。
もちろん、まだまだ練習が必要なので、今後の授業でも少しずつ練習を続けていきます。
今後の授業が楽しみです。