今日は、4年生2クラスの授業がありました。
他の学年と同じように、4年生も、明るく元気な声で歌っていました。
4月に「今月の歌」として、「Believe」を歌っていました。
歌集に載っている楽譜は、教科書と同じヘ長調です。
でも、ヘ長調だと、最高音は、高いdが一回だけ出て来ます。
それ以外の音は、高音cよりも低くなります。
児童たちが自然な歌声で良く響く音域は、高音c~高音gです。
それで、全体を5度高い変ロ長調にして歌っています。
最高音が、高音gになります。
この音域では、元気な声で歌っても、良く響きます。
自然な歌声で、無理なく歌えていました。
5月の「今月の歌」は、「あの青い空のように」にしました。
この曲も、ヘ長調→変ロ長調と、5度高くして歌いました。
最高音のgも、無理なく美しい声で歌えました。
ちなみに、教科書教材「小さな世界」では、二つの違う旋律を同時に歌いました。
合唱の導入ですが、この曲も、教科書のト長調から変ロ長調に移調して歌いました。
あまり大きな声にならずに、自然と二部合唱になりました。
こんな風に、教科書や歌集に載っている曲を、3度~5度高めに歌うだけで、児童の歌声は美しく響くようになりました。
今後も、色々な曲を高く移調して、高音を気持ち良く歌う経験を重ねていきたいと思います。