今日は、4月最後の日でした。

学校では、各学年の4月の題材が終わろうとしています。

どの学年も、音楽の授業が順調に進んでいると思います。

 

そんな中、4~6年生では、リコーダーの指導も少しずつ始まりました。

授業を中心に進めているのは、新規採用の音楽専科の先生です。

私は、ピアノ伴奏をしたりしながら、指導に参加しています。

 

リコーダーでは、まず最初に、全部の穴を押さえて、低いCの音を出す練習をします。

口を付けずに、一本の指で「ポンポン」と穴を叩いて音を出します。

少しでも穴に隙間があると、この低いCの音は出せません。

 

今日は、Gの音、Hの音を使って「まねっこリズム」を行いました。

教師の演奏する1音でのリズムを、児童全員が真似をします。

 

高いc音で「まねっこリズム」を行った時に、一つ問題が発生しました。

児童たちの息が強くて、音が少し高くなってしまったのです。

 

そこで、私が、その同じ指使いで弱い音と強い音を続けて演奏して、違いを聴き比べてもらいました。

多くの児童が、「まねっこ」の方が音が強いだけでなく、高くなっていることに気が付いたようです。

その後、息の強さに気を付けて演奏するようになりました。

 

演奏後、私から、さらに「今、自分の音がはっきりと聞こえた人?」と訊いてみました。

すると、自信を持って挙手する児童がほとんどでした。

そこで、私から「今、手を挙げた人は、息が強いです」「隣の人よりも小さな音で演奏しましょう」

こんなこと、今まで言われたことがなかったと思います。

 

今日は、とりあえず、息の強さに気を付けるように指導しました。

今後、「タンギング」についても、少しずつアドヴァイスしていきたいと思います。

今後の音楽の授業での、リコーダーの練習が楽しみです。