昨日・今日は、1年生6クラスの授業がありました。

早いもので、3月に入り、今年度の私の授業もあと2回になりました。

 

2月・3月の題材名は「みんなで あわせて たのしもう」です。

歌唱では、2つのパートに分かれて追い掛け合いで歌う曲を歌っています。

曲は、歌集『歌は友だち』から「Wish~夢を信じて」を選びました。

フレーズの最後の音を伸ばして、お互いの歌声を重ねるのに苦労しています。

 

鍵盤ハーモニカでは、「聖者の行進」を練習しています。

[ドレミファソ]5音で演奏できる曲で、1年生のうちに5本指を使えるようにしておきたいと思いました。

また、2学期から、ホースではなく短い唄口を使って演奏しているので、鍵盤を見なくても演奏できるように練習しています。

今後、タンブリン・すずの打楽器を加えて、合奏にする予定です。

 

そして、鑑賞曲は、教科書に載っている「ラデツキー行進曲」を聴きました。

先週は、音楽を聴きながら、手拍子を叩きました。

音の強弱に合わせて、叩く音にも強弱を付けました。

 

今週は、2回目です。

今度は、手拍子ではなく、音楽を聴きながら、指揮者のように腕を振ってみました。

 

まずは、先週と同じように、最初の部分を聴きながら、音楽の拍に合わせて手拍子を叩きました。

次に、左手を開いて上を向かせ、その手に右手を叩きました。叩いた後は、半分ほど戻して止めます。

その次は、その戻す方向を、真上ではなく、右斜め上に変えました。

それから、その右斜め上から、もう一度日樽手を叩いて、元の真上に戻します。

これで、2拍子の基本的な振り方になりました。

 

その後、左手を外して、右手だけで2拍子を振りました。

児童たちは、楽しそうに右手を振っていました。

それから、「両手でも出来るかな?」と言うと、この両手にも挑戦しました。

「音が大きくなったら、両手で振りましょう。」

 

そして、いよいよ、音楽に合わせて「指揮」をしました。

前奏を聴いて、振り始めました。

私が前で振っていたので、最初は真似をしていましたが、途中で私が止めても、そのまま振り続けていました。

「ラデツキー行進曲」は、強弱の変化が分かりやすいので、児童たちも腕の振り方を変化させるのが楽しそうでした。

 

一度通して聴いた後、簡単に、3拍子、4拍子の振り方も教えました。

基本は「叩く」ことだということを、少し理解してくれたようです。

今後も、色々な曲で、音楽を聴きながら「指揮」にも挑戦して欲しいなと思います。