昨日の午後は、久し振りに新百合ヶ丘へ行きました。
11月19日(日)に出演するオペラコンサートの第一回目合わせ練習です。
私は、ソロ1曲、アンサンブル2曲に出演します。
ソロは、プッチーニ作曲「トスカ」“ 星は光りぬ ” です。
アンサンブルは、ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」“ ラララの二重唱 ” と、プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」“ 四重唱 ” の2曲です。
“ 星は光りぬ ” は、最高音が高音A なので、喉の調子が良ければ、特に問題なく、気持ち良く歌えるアリアです。
自転車でも、時々、歌っています。
たぶん、以前にソロ試験で歌ったこともあります。
今日は、久し振りに、先生のピアノ伴奏で歌わせてただきました。
喉の調子は、まあまあという感じでした。
最初のレチタティーボ部分は、普段あまり歌っていないのですが、ピアノ伴奏に合わせて歌いました。
前半の p で歌う高音Aは、なんとかクリアーすることが出来ました。
その後、段々音が高くなっていく部分で、少し、喉に違和感を感じ、力が入ってしまいました。
いよいよ、一番最後の高音Aです。
見事にかすれてしまい、長く伸ばすことが出来ませんでした。
まだ持ち時間が合ったのですが、次のアンサンブル練習の前に、喉を少し休めておきたかったので、一回通しただけで終わりました。
本番でも、一回しか歌わないので、その一回で、喉の状態が一番よくなるように、調整したいです。
アンサンブルは、四重唱曲から練習しました。
この曲は、以前に全曲公演の中でも歌ったことがあるので、ほとんど暗譜している曲です。
アンサンブルのレッスンでも、何回か歌ったことがありました。
今回は、その時と同じメンバーでの四重唱になります。
最高音は、B♭です。
以前のレッスンでは、普通に気持ち良く歌えた時と、ほとんど出せなかった時とあります。
昨日は、その中間位で、出すことは出来ましたが、少し喉に力が入ってしまいました。
次回の練習では、楽譜を見ずに、コンサート本番と同じように少し演技もしながら歌う予定です。
さらに、自主練習を進めようと思います。
続いて、“ ラララの二重唱 ” の合わせ練習になりました。
この曲は、自分で何回か練習したことがありますが、本番で歌うのは、たぶん、今回が初めての曲です。
8月の夏休み中に、譜読みと暗譜を進めました。
昨日は、楽譜を見ながら、初めてソプラノ&ピアノと合わせました。
この曲の最高音は、A♭です。個人練習では、もちろん、問題なく出せています。
昨日の練習では、その前にソロとアンサンブルを一曲ずつ歌っていたので、喉が少し疲れていました。
歌い出しは、なかなか、声が響いてくれませんでした。
でも、途中からは持ち直して、後半では、高音も気持ち良く歌うことが出来ました。
先生からは、「打ち上げとかで酒を飲んだ時のような楽しい気分で歌う」ようにアドバイスいただきました。
初めての合わせなので、少し緊張して、表情が硬くなったのだと思います。
聴いていた他のメンバーからは、「初めての合わせなのに、しっかりとアンサンブルになっていて、素晴らしい。」とお褒めの言葉をいただきました。
この曲も、次回の合わせ練習までに、暗譜を完璧にして、本番の時の身体の動きも考えておきたいと思います。
合唱も練習しました。
「大地讃頌」と、ヴェルディ作曲「椿姫」“ 乾杯の歌 ” です。
乾杯の歌は、前回のコンサートでも歌いましたが、私は楽譜を持って行くのを忘れていました。
他の方の楽譜を一緒に見せていただきました。
その部分をメンバーで分担するのですが、テノールは私一人なので、最初のソロはずっと私一人で歌います。
この曲も、次回までに、もう一度練習しておこうと思います。
約3時間の練習でしたが、曲数が多く、一曲の持ち時間が少なかったので、あっという間に時間が過ぎました。
久し振りに、充実したオペラの時間を過ごすことが出来ました。
次は、一か月後の11月3日(祝)に、練習があります。
本番直前なので、昨日以上に気合いを入れて歌えるように、さらに喉の調整をしたいと思います。
次回の練習、そして、本番当日が楽しみです。