9月の後半に入って、夏(7月)クールのTVドラマが次々と “ 最終回 ” を放送しています。

この3か月間は、夏休み期間ということもあって、私は多くのドラマを視聴していました。

 

夜の9時台、10時台には、毎日です。

(日)3、(月)2、(火)2、(水)2、(木)2、(金)1、(土)1

中には、同時間帯の放送もあるので、見逃し配信を利用して、毎回観ていました。

NHKの「朝ドラ」も、(月)~(金)毎日、見逃し配信で観ています。

 

それぞれ、開始時期と最終回の時期がずれています。

9月2週目までで、すでに、半数以上のドラマが “ 最終回 ” の放送を終えています。

今日も、日曜9時「日曜劇場」の最終回が放送されました。

 

このドラマは、今までに多くのドラマで主役を演じてきた実力ある俳優さんが多く出演され、また、海外ロケも多く、壮大なドラマでした。

また、物語の展開が目まぐるしく、「誰が見方で誰が敵か?」というような展開がドキドキハラハラしながら観ていました。

その最終回でも、新たな「裏切者」が発覚する等、あっという間に進んでいきました。

その最後の終わり方は、決して「ハッピーエンド」ではありません。

 

連続ドラマでは、よく「伏線回収」という言葉が使われています。

つまり、今後の展開を予想させるような場面を、第一回から随所に挿入している、ということです。

出演役の経歴や人間関係等、今まで謎だったことが、回を追うごとに明らかになっていきます。

まるで、ミステリー小説を読み進めていくような感覚です。

ネットでも、視聴者が色々と次回以降の展開を予想して話題になっています。

 

今日の「日曜劇場」も、そんな中で迎えた最終回でした。

その最終回の中でも、今後の「伏線」のようなものが、いくつか提示されました。

つまり、最終回でありながら、すべてが完結せず、「続編」を期待させるような終わり方です。

 

例えば、映画のシリーズものでも、一番ラストに「伏線」で終わる場合があります。

今日のドラマも、ちょうど、そんな雰囲気で終わりました。

ドラマの中で死んだ役の人たちが、「実は生きている」のではないかと感じさせる場面もありました。

きっと、何年か後に「続編」が企画されるのではないかと思います。

 

他のドラマも、最終回では、完結していないように思われる場合が多いです。

これも、一般の小説のように、今後の展開は読者に「想像させる」ということなのでしょう。

でも、一視聴者としては、「続き」がどうしても気になってしまいます。

 

そして、いつものことですが、終わってしまったという「喪失感」が生まれます。

最近は、「〇〇ロス」という言葉で表現されていますが、心の中で、空虚な感覚が芽生えます。

 

この9月後半から10月前半にかけては、連続ドラマの放送が「一休み」の時期に入ります。

「見逃し配信」では、過去の人気ドラマの配信も行われています。

この期間には、そんな過去のドラマもいくつか観てみたいです。

 

10月(秋)クールの開始も、少しずつ増えていくので、開始までに「予習」をしようと思います。