今日の午後は、笹塚の合唱団の練習に行きました。

2021年1月から、毎週土曜日の午後、練習を続けています。

今日の練習では、8名のメンバーが参加され、同声二部・三部合唱の練習を進めました。

 

実は、開設当初は、“ 混声三部合唱 ” で練習する予定でした。

最初の数回は、男性メンバーも参加されていましたが、その後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、男性の方が参加されなくなりました。

それで、昨年からは、混声合唱でなく、女声二部合唱を中心に練習を進めました。

 

その後、メンバーからのリクエストで、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、「さびしいカシの木」を歌いました。

すると、これらの曲を他の合唱団で歌ったことがある方が数名いらっしゃって、「ここでも練習したい」と言われ、練習することになりました。

昨年は、この2曲を女声三部で少しずつ練習を進めました。

「さびしいカシの木」は、ア カペラ版の楽譜で練習しています。

 

今年に入ってから、やはり、リクエスト曲の中で、もう少し易しい三部合唱の曲を練習しています。

私たちが練習で使っている歌集には、同声二部のアレンジが多いですが、数曲は、同声三部でアレンジされた楽譜が載っています。

その中から、少しずつ練習しています。

 

最近、練習しているのは、「春に寄す」という曲です。

この曲は、モーツァルト作曲ピアノソナタK.331.の第一楽章の主題に日本語の歌詞をつけた曲です。

8分の6拍子のゆったりとした拍子感が、春の穏やかな雰囲気に良く合っています。

作詞・編曲は、清水脩さんという作曲家です。

 

今日は、アルト→メゾソプラノ→ソプラノと言う順で、音取りを確認して、二部→三部で合わせていきました。

二部は、アルト+メゾソプラノ、メゾソプラノ+ソプラノの順で、最後に全パート三部で合わせました。

アルトパートの音が、低音を支えてくれて、素敵なハーモニーになりました。

この曲も、合唱団の三部合唱のレパートリー曲になってくれそうです。

 

他にも、外国曲やいわゆるクラシック音楽に日本語の歌詞を付けた合唱曲は、たくさんあります。

こんな風に、有名な旋律を合唱曲として歌うことによって、その原曲にも親しめるというのは、とても素晴らしいことだなと思います。

今の小・中学生たちにも、クラシックの名曲を合唱することは、とても有意義なことだと思います。

例えば、オペラのアリアや合唱曲も、易しい二部・三部合唱にアレンジすれば、気軽に歌えますよね。

 

笹塚の合唱団では、今後も、“易しい三部合唱”のレパートリー曲を、少しずつ増やしていきたいと思います。

今後の練習が楽しみです。