6年生は、9月から、少しずつ “ 混声三部合唱 ” に取り組んでいます。

 

音楽室の座席が、3つのグループに分かれているので、右側から、アルト→ソプラノ→テノール(男声)と並びました。

女子は、ソプラノとアルトに分かれ、男子は、ソプラノとテノールに分かれました。

つまり、ソプラノだけは、男女混合になります。

パート(座席)は、1学期の一人一人の歌声を参考に、私が勝手に決めました。

 

9月は、「Let's search for Tomorrow」を、サビだけ混声三部にして練習しました。

楽譜がハ長調なので、各パートをリコーダーで練習して音取りをしてから、声で三部合唱にしました。

なかなか良いハーモニーになりました。

他の部分は、ユニゾン(斉唱)で歌い、通しました。

 

10月からは、2曲目「旅立ちの時」の練習に入りました。

この曲は、9月最初の授業の時に、混声合唱の曲を5曲聴いた中から、アンケートで一番希望が多かった曲です。

そして、11月に行われる「学習発表会」で、発表することになっています。

 

前回の授業では、主旋律(ソプラノ)を、全員で通して歌いました。

はじめて歌うにしては、なかなかしっかりと音が取れていました。

 

今日は、2回目の練習なので、サビの4小節を混声三部合唱にしました。

「Let's search for Tomorrow」と同じように、階名で歌ってから歌詞で歌いました。

ここで、階名唱をするために、元々へ長調の楽譜をハ長調に移調して手書きで書いて、拡大して提示しました。

アルトパートに、低い[シ]が何度も出てくるので、リコーダーでは演奏出来ません。

それで、今日は階名で歌うだけにして音取りをしていきました。

 

合唱練習は、アルトパートの音取りからです。

音の高低を、私の手の高さで指示して、その高低の変化に合わせて、声を上下に動かしていきます。

アルトの階名は、こうなります。

[ミレ|ドーーミレレドシ|シードドーーッドド|シードドーミ|レレドシシードドーーーッ]

 

アルトの音取りが終わって、ソプラノ+アルトで二部合唱しました。

私は、小さい声でアルトパートを一緒に歌い、音の高低を手で指示しました。

ア カペラで合わせたので、なかなか良いハーモニーになりました。

 

続いて、テノール(男声)パートの練習です。

アルトパートと同じように、階名で歌った後に歌詞で歌いました。

そこで困ったのが、ヘ音譜表の読み方です。

ヘ音譜表では、階名で読むのが無難しいので、ト音記号に1オクターブ高い音で書きました。

[ミミ|ファーッファソソソソ|ミーララーッミミ|ソファファーファソソソソ|ミーララーー]

 

歌詞で歌った後、まずは、ソプラノ+テノールで二部合唱しました。

私は、もちろん、男声パートを一緒に歌いました。

なかなか良い合唱です。

ここで、ソプラノは一休み、アルトとテノールで二部合唱です。

 

最後は、もちろん、この4小節を混声三部合唱します。

私は、テノールを弱めの声で一緒に歌いました。

なかなか良いハーモニーで歌うことが出来ました。

やっぱり、合唱は「アカペラ」が良いですね!

 

現状では、小学校6年生が混声三部合唱する教材曲は、教科書には載っていません。

それでも、どうせ卒業式で1オクターブ低い声で歌うことになるのなら、中学校で歌うような混声三部合唱曲を何曲か練習して、レパートリー曲にしておきたいです。

 

来週以降の6年生の授業が楽しみです