昨日は、6年生の2学期2回目の授業でした。

前回、第一回目の授業では、混声合唱曲を4曲鑑賞しました。

男子で変声が進み、1オクターブ低い声で歌える児童が増えてきたので、思い切って、混声合唱に挑戦することにしました。

 

11月に、校内で「学習発表会」という行事があり、6年生の担任の先生方から、「この時に合唱曲を1曲歌って欲しい」というご要望がありました。

それで、この機会に混声三部合唱に取り組み、発表したいと考えました。

鑑賞した4曲の中から、児童たちが歌いたい歌を第一希望から第四希望まで投票してもらいました。

 

前回の授業で、多くの児童が、混声合唱に興味を持ってくれました。

演奏は、4曲とも同じ演奏者が良いと思い、すべて「ミラ中合唱部」の演奏を聴いてもらいました。

投票の結果は、「旅立ちの時」に決まりました。ジブリ系の作曲をしている久石譲さんが作曲された合唱曲です。

 

2回目の授業では、その「旅立ちの時」を練習する前に、もう少し易しい合唱曲を練習したいと思い、「Let's seach for Tomorrow」を選びました。

1学期に同声二部で歌った「夢の世界を」と、サビの部分の合唱アレンジが似ています。

 

昨日の授業では、まず、ミラ中合唱部の演奏を動画で鑑賞し、その後、サビの部分のみ、混声三部合唱の練習をしました。

その前に、「ゆうやけこやけ」(ヘ長調)で、男子児童に1オクターブ下で歌ってもらう練習をしました。

なかなか、音程を正しく歌えませんでしたが、数回繰り返すうちに、コツを掴めたようで、きれいな声で歌えるようになりました。

その次に、「翼をください」のサビも、1オクターブ下の音で歌いました。

 

いよいよ、「Let's seach for Tomorrow」です。

大型モニターで、サビの部分のみ、混声三部の楽譜を提示しました。

この楽譜では、男声パートをヘ音譜表ではなく、1オクターブ高いト音譜表で書き、ト音記号の下に[8]を書きました。

「ソ|ドーシー|ラララーーソー|×ファーミー|♯ファファファーソー~~~」の音で、男子に歌ってもらいました。

変声がまだ進んでいない児童にとっては、やや音域が低いようで、少し大きな声で歌おうとすると、音程が高くなってしまいます。

そんな部分を調整しながら、なんとか男声パートが歌えるようになりました。

 

その次は、アルトパートです。

女子を一応二部に分けて、座席を決めましたが、まずは、女声全員でアルトを練習しました。

「ソ|ソーソー|ミミミーーー|×ラーソー|ラララーシー~~~」

 

最後は、男子→男声パート、女子→アルトで、二部合唱をしました。

この曲を歌ったのは初めてだったので、まだ、音取りは不十分ではありますが、なんとか二部合唱になりました。

次回には、ソプラノも加えて、“混声三部合唱”に挑戦します。

この曲は、このサビ以外の部分は、斉唱で歌って通そうと思っています。

 

次回以降の授業が楽しみです!