6年生は、6月の題材が「いろいろな音色を感じ取ろう」でした。

そこで、まずは、打楽器で「8ビート」のリズム伴奏を練習しました。

 

授業の最初に、手拍子のリズム練習で、8ビートの3つのリズムを叩き、その後、各自で好きなリズムを選んで、合わせます。

この時に、リズムによって、手拍子の音色を微妙に変えさせました。

「バスドラム」→ 低めの音で、叩いた後、手を放さずにミュートする

「スネアドラム」→ 両手をパーにして、ムチのように乾いた音

「ハイハットシンバル」→ 左手をパーにして手の平を上に向けて動かさず、右手の指先だけで叩く

 

手拍子の次は、小物打楽器で、この8ビートのリズムを合わせました。

「BD」→ タンバリン

「SD」→ すず

「HS」→ トライアングル(ミュートして)

 

最後は、大型打楽器で合わせました。

「BD」→ 大太鼓

「SD」→ 小太鼓

「HS」→ スタンドシンバル(ミュートして)

 

グループが、9~10名ずつ3グループなので、グループ毎に順番に合わせていきました。

というように、「8ビート」のリズム伴奏は、ほとんどの児童が出来るようになりました。

 

その次は、せっかく出来た8ビートの伴奏を使って、旋律お会わせて合奏(アンサンブル)活動を進めました。

曲は、教科書に掲載されている「ラバーズコンチェルト」にしました。

ただ、教科書の楽譜は「ヘ長調」なので、私が楽譜を読みやすくするために、「ハ長調」に移調しました。

階名で16小節の旋律を歌い、キーボードの指使いも、全員で練習しました。

 

それから、グループ毎に。楽器分担をして、各楽器の練習をしました。

キーボード・木琴・鉄琴、が主旋律を、あとは、打楽器の8ビートを担当します。

分担は、比較的スムーズんに決まりました。

分担が決まったグループから、前へ出て、練習を始めました。

10分位練習した後、全員で合わせました。

 

今日の授業では、最後のまとめとして、グループ毎にアンサンブル(合奏)を発表していきました。

どのグループも、リズム・テンポがぴったりと合っていました。

キーボード等の旋律楽器は、だんだん速くなってしまいがちなので、私がクラベスで、拍(テンポ)を提示しました。

主旋律+打楽器(8ビート伴奏)という単純な構成の合奏でした。

 

2学期は、もう少し長い旋律を合奏する予定です。

人数が多い楽器は、2~3回交代で演奏します。

今後の合唱の授業が楽しみです。