今日は、笹塚のスタジオに行きました。
今年4月から、月に1回、演技のレッスンを受けることになりました。
今日は、4月に緊急事態宣言の為に延期になったレッスンの代替えレッスンでした。
5月は、第二週の16日(土)に続いて、2回目になります。

先生は、ベテランの現役女優さんです。
とても明るく元気で、パワフルな先生です。
前回同様、今回のレッスンでも、先生の迫力に圧倒されました。

レッスンの内容は、今日は、「セイム・タイム、ネクスト・イヤー」という有名な脚本の一部から、円和の部分が中心でした。
この物語の登場人物は、男性ジョージと女性ドリスの2名が中心です。

今日の課題は、まず、ジョージが、電話で義母と話をする場面です。
もう一つは、社長ドリスが会社の部下と電話で話をする部分です。

どちらも、当然のことですが、台本には電話相手のセリフは書かれていません。
それでも、ジョージやドリスを演じる人は、相手が話す内容を想像しながら、その間を開けてセリフを言わなければいけません。

また、相手の話の内容に合わせて、声の調子や感情を変化させていきます。
というように、今日の課題は、少し高度な内容でした。

レッスンは、希望者が一人ずつ、順に演技をしていきます。
私は、まだ初心者なので、まずは先輩たちの演技を聞かせていただきました。

皆さん、中々お上手です。
それ以上に、演技後の先生のご指導が素晴らしかったです。
一人一人の個性を認め、必ず全体的に良かった点を指摘した上で、「欲を言うと~」という感じで、改善点を具体的にアドヴァイスしてくださいました。
そのどれもが、聞いている私たちにも勉強になる内容です。

私は、5人目に演技させていただきました。
自分では、精一杯セリフを言ったつもりでした。
先生のご講評は、「全体の流れは良いです。」とのことでした。
その後、言葉のイントネーションや強弱変化等について、5か所程ご指導いただきました。
どれも、「なるほど~」と、納得できる内容でした。

レッスン時間は、計3時間です。
休憩後、全員が演技を終え、“ 2回目 ” に入りました。
2回目も、希望する順番に演技していきます。
皆さん、1回目に比べると、台本に慣れてきたこともあってか、とても流れがスムーズで、声も良くなってきています。

今日の課題は、実は前回行った「屋上庭園」もあったのですが、先生のご指導に気合いが入ったためか、「セイム・タイム~」のみで終了しました。
今日のレッスンに参加された12名ほぼ全員が、2回ずつ演技し、ご指導を受けることが出来ました。

次回の演技レッスンは、2週間後の6月13日(土)です。
それまでに、台本を何度か読み直して、次回のレッスンに備えたいと思います。
次のレッスンが、楽しみです。