心地よい車の揺れに身を任せつつも、眠くない。結局、途切れ途切れに眠りながら約四時間の道のりもあっという間に成田に着いていた。

第1ターミナル 北ウィング。KLM、エールフランス等のスカイチームのカウンターがある。ここで下車するのは私だけだった為、タクシーの運ちゃんがよくよく説明してくれた。

この運ちゃん、めちゃくちゃ優しかった。
頼り無さげな小娘一匹が心配にならざるおえなかったのか車から下りて走ってカートを持ってきて、重い荷物を全部乗せてくれた上カウンターまで行って「ここだからね!」と教えてくれる。
成田空港はタクシー利用だと中々分かりやすい配置でした。表示が大きいから、見つければあってなる。
車中も寒くないか、暑くないか、喉は渇いていないかとあれやこれやと気を使ってくれて優しい運ちゃんでした。
今後も飛行機に乗るときにはまた使いたいです、中央タクシー。


これがカウンターの表示。本日乗る、エールフランスですね。エコノミー先着順で席が決められるのですがえーと、、、とわたわたしていたら、さっと職員さんが。このお姉さんも良い人だった。不安になっていること全部聞いてくれて、一から教えてくれたんです。
しかもかわいい。

上から14番目の便がh.の乗るやつ。出発時刻が変更になっていて、10分早い。
このパネルの下を潜ってセキュリティチェック、出国審査等がある。
出国審査を抜けると免税店がたち並び(h.は貧乏なのでスルーします高級店ばっか)、表示を注視しながら自分の搭乗口を探す。
h.の搭乗口は結構奥の方にありました。

搭乗口へ着くと、見えたのはエールフランスの飛行機。h.は修学旅行へ行ってないので、19にして初めて間近で飛行機見ました。
出発まで時間があるので、母に電話をかける。他愛もない話をして、電話を切る前、母が声を震わせているのが分かって、少しだけ泣いた。辺りを見回すと他にも泣いている人がちらほら。やっぱ不安だよね。

ゲートが開いたとアナウンスが流れ、列に並ぶ。搭乗は割とあっさりしていた。人の波に流されて飛行機に乗り込む。
びっくりしたのは、搭乗してから結構すぐに飛行機が動き出すこと。えっ、もう?!って。まだ心の準備できてねーべや。

そして機内。オフシーズンな為か日本人は殆ど居らず、席を一個挟んで隣にになったのはフランス人のおばさま。話しかけてくれるんだけどh.、なんてったって中学英語の評定2。たどたどしく答える私にちょっと苦笑い。
このおばさまも良い人でした。フランス語アナウンスがわからず、次に流れる英語でもわからない私に、シートベルト!、今席立つな!とジェスチャーで教えてくれる。
面白かったのは、私が食べ残した機内食のチーズを、キャビンアテンダントさんがトレーごと片付けようとしていた所、ひょいっと取って食べちゃったこと
美味しいらしいっす。(うまいまずいじゃなくh.胃もたれしてました…笑)

長くなってしまったので、今日はここまで!