ムスメの出産は私の持病の都合で予定帝王切開でした。
37週目で出産。誕生日は自分で決められず、病院の手術室の空できまりましたww
 
出生後、呼吸がうまくできないってことで、母子のツーショット写真を撮って、
NICUへあっという間に運ばれて行きました。
 
ところが、後日喉頭が偏平になっていて、うまく呼吸ができないことが判明・・・
偶然にも、ドクターの研修のために関東から小児呼吸器の専門のドクターが来院していて
詳しく診ていただくことができ、C-PAPを使っての治療を提案されました。
 
NICUの中で、ちっちゃい赤ちゃんたちの中で普通サイズで異彩を放つムスメ・・・
なんだか申し訳ない感じ・・・ でも日に日に奥の方へ移動(容態要注意ってことだね)
 
搾乳した母乳は吸おうとすると苦しいのか、ほとんど飲めず(´;ω;`)
私自身も、産後3カ月で出なくなってしまいました
 
私の体調も回復し、ムスメの容体も安定したので
在宅看護の訓練のための母子入院を経て、訪問看護ステーションや市の保健師さんたちとも帰宅後の受け入れについて話し合って準備し、約3か月で退院することができました。
退院時には,NICU・GCUの看護師さんやドクター、カウンセラーさん、保育士さんから寄せ書きをいただきました♡
ホントにNICU・GCUの皆さん可愛がっていただきありがとうございました(*^^*)
 
家に帰ってリビングにベビーベッドを置いて、C-PAPやサチュレーション、酸素、ケア用品をセット
経管栄養でミルクをいれながらの在宅看護がスタートしました。

喉頭軟化症は人によって程度も状態も違うと思います。
これはあくまでムスメの場合です。
 
C-PAPはよく睡眠時無呼吸症候群の方が使用されるようですね。
赤ちゃんでの使用は・・・当時は始まったばかりで、赤ちゃん用の装置はありませんでした。
家に帰ってきて、だんだん動くようになるとマスクの装着が大変で (;´Д`)
 
くまのぬいぐるみにもマスクを付けさせ、おそろいとみせてました。
くまちゃんが着けているのは交換用のマスク。
マスクを固定する帽子は、頭が小さくて合わず、さらに蒸れてあせもがつらいのか嫌がるので
市販の帽子を改造して固定しました。これはどんどん改良を加えていきました。
 
最終的なタイプは耳の部分をくりぬいて、耳の圧迫を減らしました。
 
(追記:かなりいい出来だったし、2019年の展示会でほぼ同じ型の赤ちゃんのC-PAP帽子を見かけたので、もしかしたら、あのとき特許を取っておいたら良かったかも(笑))
 
 
バイパップの大変だったこと
・空気を強制的に体に送るので、おなかに空気がたまる。
 おならもすごいし、ミルクも吐いちゃうし大変。一度吐いたミルクが鼻マスクにたまって、ムスメはマスクの中おぼれていて危なかった(>_<)
・とにかく拘束される。大人ならともかく赤ちゃんにはただ邪魔なだけ
 
 
バイパップはしばらく終日装用。その後は夜間のみ使用になり、8カ月ごろに使用しなくなりました。
返却したのは1歳になってから。
 
しかしながら、最近まで寝てるときとか、大泣きしたときとか呼吸が止まって
チアノーゼになることが多くてハラハラしていました。
 
今も風邪を引きやすかったり、耳鼻咽喉系の症状が出やすいのはそのせいですかねぇ?