こんにちは
本日もご訪問いただきありがとうございます。
生徒さんを、指導するうえで
もちろん、ひとりひとり違いますから
その生徒さんに合わせて
指導していきます。
しかし
根本的な 流れは 決まっているので
大体これくらいの期間で
これだけ伸びていく という予想がつきます。
でも、同じことをやっていても
人には 器用・不器用もあり
少しやっただけで、すぐ弾けてしまう子もいたり、
なかには残念なことに
いくら努力していても
うまく上達できない子もいます。
１冊のテキストを 半年かからず終えてしまう、
または、
２年経っても まだ同じテキスト、
という「差」がでてきます。
ある生徒さんのお話。
もう小学高学年だというのに
２年間も同じテキストを使っています。
なかなか、進めません
目先を変えてみよう、と
少し楽しめそうな
簡単なテキストを追加してみたものの
その子にとっては、
課題が増えただけ、となりました。
どうしようか・・
悩んだ末に、
少し背伸びして
「次のグレードテストを受けよう！」
と、提案しました。
２年間も同じテキストですから、
もちろん、グレードも２年以上受けていません。
前回受けた時に
テキストはレベルアップしているので、
グレード曲を 決めて練習スタート！
少し 無理矢理なところではありましたが、
これとこれ！
ガンバって練習しよう
と、気合いをいれて
はじめは、いつものように
スロー、スロー、
なかなか進まなかったのですが、
ある時から、急に音が変わりました
グレードへむけての練習が
きっかけとなったようです。
やった
そして、次のレッスンの時には
人が変わったように、伸び始めたのです
この生徒さんの、「伸びる時期」は
今だったんだなぁ～
と、少しホッとしたのと、
嬉しいのとで、
なんとも言えない気持ちになりました。
そのあとは、
伸びる一方
です。
です。もちろん、
グレードテストも、合格
個人差があるのは、あたりまえですが、
それでも、かならず
いつかは、「開花する
」
」と、あらためて感じた出来事でした。
