「ながら作業」

 

 

一見すごく時間を有効に使ってる感があるし、効率が良さそう。

 

 

最近やりたいことが色々あって、いかに時短していくかという視点で、「ながら作業」も組み込みながら工夫してやってみてはいたけれど、なんか気づいてきました。

 

 

実はさして効率が良くないどころか、ひとつひとつが中途半端になってしまうこと。

 

 

そして何よりも重要なことは、なんか満たされないということ。

 

 

ながら作業が板についてしまうことで、作業をしながら別のことを考えるのが癖になり、そうしてばかりいると、なんか心が渇いてくる。

 

 

確実にアカンガーン感じがしてきたので、ここ数日、方向転換しています。

 

 

 

あじさい

 

 

 

その時の、目の前のひとつひとつに集中する。

 

 

集中する先はコロコロ変わってもいいけれど、瞬間瞬間は一つのことに集中。

 

 

この方が、めちゃくちゃ満たされて幸福感が増すことに気づきました。

 

 

しかも、効率という点でみても、こっちの方が絶対にいい。

 

 

(他のことを考えながら朝ご飯の支度をして、味噌汁やらコーヒーやらをよくこぼしてた…あとは、「ながら」で何かを勉強しようとしてみても、まったく頭に入ってこなかったり‥)

 

 

 

 

詰め込めば詰め込むほど、私たちの人生はスカスカになっていく。



そのことが、よくわかりました。


 

 

一瞬一瞬をしっかり味わっていかないと、本当にもったいない。

 

 

「時間がもったいない」の、本当の意味。

 

 

短い時間でいかに多くのタスクをこなすか という視点から、瞬間瞬間を味わうことの大切さに意識が切り替わったことで、何気ない日常のひとつひとつに、彩りが戻ってきた。

 

 

美味しいご飯を味わう瞬間

お気に入りのシャンプーで髪を洗う瞬間

道端の花や見上げた空の美しさに立ち止まる瞬間

YouTubeの動画にクスッと笑う瞬間


 

 

10代の頃に、仲のいい友達とファミレスや公園で何時間もダラダラと語り合った時間。

あれは自分の中で決して、“無駄な時間”ではなかったはず。

そんなことも、思い出しました。

 

 

 

豊かな時間を生きる。

そのために大切なのは、自分の意識の置き所なんだと、知りましたヒマワリ

 

 

 

 

ラジオ放送も、ゆるめな角度に方向転換黄色い花

 

 https://stand.fm/channels/602f966585b142d0d8997e91